窓辺の風景 


川端龍子展 @ 山種美術館
08/13/2017, 12:42 am
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山種美術館で開催されている 
ー超ド級の日本画ー  RYUSI
なぜローマ字で書くのか不思議です。 「龍の子」の「龍子」でいいのでは?

川端龍子の作品は、山種美術館所蔵のものは何点かは観ていますが、 今回は「大田区立龍子記念館」所蔵の作品が多く初めての作品を見ることができました。

私にとって、川端龍子は父が俳句をしていたため「ホトトギスの同人」の印象の深い人です。  とはいえ、雑誌「ホトトギス」の表紙も随分描いています。 家にあった古いホトトギスの表紙は あの頃、川端龍子、横山大観、東山魁夷、福田平八郎、奥村土牛、そして昭和40年台後半からは小倉遊亀。   錚々たる画家の絵で、表紙が飾られていたのです。   毎年、新年号から一年間は同じ表紙なので、12月に発送される新年号を、父と、来年は誰の絵、なんて会話をしていたこと、思い出しました。

今回の作品の「日曜美術館」でも紹介された一連の大作「香炉峰」「 爆弾散華」「鳴門」。見事です。  そして、初期の作品、 14歳の時の絵のうまいこと。驚いてしまいます。

一番気に入ったのは「草の実」 大好きな芒と秋の草花、早く秋がきてくれないでしょうか。  
そして「銀座にも こんな横丁 (はね)をつく」も可愛らしい短冊でした。