窓辺の風景 


アンドラーシュ・シフ リサイタル @ オペラシティ 3月19日
03/20/2020, 12:35 am
Filed under: コンサート

梶本のwebでシフのライブ・ストリーミングがあった影響でしょうか、今日はほぼ満席です。 みんな演奏会の『生の音』が聴きたいのでしょうね。 しかも2週続けて ベーゼンドルファーの音を聴くことができるなんて幸せです。

シューマン: 精霊の主題による変奏曲 変ホ長調 WoO24
ブラームス: 3つのインテルメッツォ op.117
モーツアルト: ロンド イ短調 K.511
ブラームス: 6つのピアノ小品 op.119
ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ第26番 変ホ長調 op.81a「告別」

アンコール
J.S.バッハ: ゴルトベルク変奏曲 BWV988から アリア
モーツァルト: ピアノ・ソナタ第15番 ハ長調 K.545から 第1楽章
ブラームス: アルバムの小品
シューマン: アラベスク op.18
シューマン: 「子供のためのアルバム」op.68から 楽しき農夫
シューベルト: 即興曲 変ト長調 D899-3

今日は、曲の間の拍手はしないで、というシフの希望がアナウンスされ、会場はしーーーん。  

今回のシフのコンサート、ブラームスも堪能しました。 op,76,116,117,118,119 と2日間のコンサートでブラームス最後のピアノ曲を織り交ぜ楽しませてくれました。 今日の最初はシューマン最後のピアノ曲 ”Ghost Variations” 。 最後は締めの「告別」 

そして、また『シフ劇場パートⅡ』 ゴールドベルクのアリアが始まった時には、えっ、弾く? ゴールドベルク +1時間 なんて期待しましたが、まさかそんなことがあるわけありません。 最後の最後はシューベルトの即興曲。 

あっという間に素敵な時間が過ぎ去ってしまいましたけれど、また来年来日して美しいピアノの音を聴かせてもらえること、楽しみにしています。 「告別」の3楽章は「再会」ですもの。



アンドラーシュ・シフ リサイタル @ オペラシティ 3月12日
03/13/2020, 11:14 pm
Filed under: コンサート

あちこちで演奏会が中止になっている中、シフのリサイタルは開催されました。 オペラシティ、チケットのモギリはなし、プログラム・チラシの手渡しもなし。 あちこちに消毒用のアルコールが置いてあります。

メンデルスゾーン: 幻想曲 嬰へ短調 op.28 『スコットランド・ソナタ』
ベートーヴェン: ソナタ第24番 嬰ヘ長調 op.78 『テレーゼ』
ブラームス: 8つのピアノ小品 op.76
ブラームス: 7つの幻想曲集 op.116
J.S.バッハ: イギリス組曲 第6番 ニ短調 BWV811

アンコール
J.S.バッハ: イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV971
ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ第12番 変イ長調 op.26「葬送」から 第1楽章
メンデルスゾーン: 無言歌第1集 op.19bから 「甘い思い出」
          無言歌集第6巻 op.67から 「紡ぎ歌」
ブラームス: インテルメッツォ イ長調 op.118-2
シューベルト: ハンガリー風のメロディ D817

つくづくと、シフはバッハが好きなのだ、と。 最後のイギリス組曲、シフの背中が本当に楽しそうなのです。楽しくて楽しくて仕方ないと背中がおしゃべりしているのです。 最高のバッハでした。
で・・・アンコールは、いつもの『シフ劇場・第二部』 
 
シフ・リサイタル、第一夜 無事終了です。 来週も楽しみです。



文楽・第三部 @ 国立劇場小劇場 2月20日
02/21/2020, 1:00 am
Filed under: 文楽・歌舞伎

傾城恋飛脚
  新口村の段
鳴響安宅新関
  勧進帳の段

「新口村」 忠兵衛は玉佳くん、頑張っています。
やっぱり上手い、玉也さん。 

「勧進帳」の弁慶は三人出遣い、うーん、出遣いでなくてもいいのでは・・って思ってしまう。 でも、左遣いで、玉佳くん登場。 
七棹並んだ三味線は圧巻です。延年の舞から大合奏。 調弦を変えながら凄い迫力、なかなかこんな合奏を聴くチャンスはありません。 堪能しました。  籐太夫も熱演。 藤太夫・藤蔵のコンビ聴き惚れました。

それにしても、コロナの影響もあるのか一、二部に比べて空席が目立ちます。 ただ、2月の三部制はやめてほしいのが本音です。 3回分の入場料は高すぎます。

5月は「義経千本桜」 来月の国立劇場は菊之助の「義経千本桜」 これも三部。 う〜〜〜ん 高い。



東フィル定期演奏会 @ オペラシティ 2月19日
02/20/2020, 11:55 pm
Filed under: オペラ

オペラ演奏会形式
ビゼー作曲 『カルメン』

指揮: チョン・ミョンフン

カルメン: マリーナ・コンパラート
ドン・ホセ: キム・アルフレード
エスカミーリョ: チェ・ビョンヒョク
ミカエラ: アンドレア・キャロル
スニガ: 伊藤貴之
モレラス: 青山 貴
ダンカイロ: 上江隼人
レメンダード: 清水徹太郎
フラスキータ: 伊藤 晴
メルセデス: 山下牧子

合唱: 新国立劇場
児童合唱: 杉並児童合唱団

楽しい3時間、 チョン・ミョンフンはスコアを暗譜。 しっかり楽しんで指揮棒を振っていました。
普段はオーケストラピットに入っているオケを見るのは楽しいものです。あっ、ここはこんな風に楽器の掛け合いなんだ、などヘェ〜、ヘェ〜の連続。  お隣さんと、クラリネット、上手いですね、なんておしゃべり。 
ところで「ハバネラ」ってなんですか? もしかして唐辛子って意味で? とお隣さんに聞いたら、唐辛子はハバネロ、で、ハバネラはと、おもむろに電子辞書を取り出し・・キューバの2拍子のダンスだって、と。 唐辛子には大爆笑されてしまいました。

それにしても、今日の空調のうるささは凄まじかったです。 こんなにうるさかったこと、今までなかったのですけれどねぇ・・・・コロナウィルス予防????



新春大歌舞伎・夜の部 @ 歌舞伎座 1月5日
01/08/2020, 3:00 pm
Filed under: 文楽・歌舞伎

一、義経腰越状
二、澤瀉 十種の内
  連獅子
三、鰯売戀曳網

やはり華やかな新春大歌舞伎。
「連獅子」では、亀ちゃん・・じゃなくて猿之助が立派なお父さん獅子。團子くん、高校生になったのかしら。 こんな形の連獅子を見ることができるとは思っていませんでした。 楽しかったです。

「鰯売戀曳網」 勘三郎が勘九郎の時代、玉三郎と共演していました。 今の勘九郎、七之助では2回目。やっぱり勘三郎に似ているな、と思うのは、それだけ勘三郎の記憶が鮮明なのかもしれません。印象が強烈だったのですね。 これから勘九郎らしさが出てくるのが楽しみです。



能 定例公演 @ 国立能楽堂 1月4日
01/08/2020, 2:34 pm
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能・観世流
「西王母」
狂言・大蔵流
「財宝」

今日は脇能、「西王母」なので、いつもの狂言・能の順番ではなく、お能が先です。 お正月ですものね。

宮殿に見立てた作り物が舞台に運び込まれ、その中に登場した帝王が座ります。 お能のあの小さな舞台だからでしょうか、簡略化された作り物が不思議に納得します。 そのあと桃の小枝を持った女性が登場。
後場では西王母に変わったシテが、三千年に一度花咲き実を結ぶというめでたい桃の実を持って現れ舞を舞います。 中国の掛け軸の絵によく「桃の実」が描かれているのは、このくらい縁起の良いことだったのだ、と変に納得しました。

狂言は大好きな山本東次郎さんの「財宝」。 今年も笑わせてください。



能・企画公演 @ 国立能楽堂 12月25日
12/27/2019, 12:09 am
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復曲狂言
『蜂』

野村又三郎の一人狂言。 後見が蜂の羽音を 「ぶ〜〜〜〜ん」と真似て唸る?謡う?っているのがなんとも可笑しみがある。 この蜂の羽音だけが後見のお仕事。 後ろに座って「ぶ〜〜〜〜ん」。 
上演記録は1954年が最後で、野村又三郎が2012年に復曲させたもの。

復曲能
『吉野琴』
こちらは観世元雅の作。
500年以上にわたって上演されなかったものを、平成26年に片山九郎右衛門がシテを勤め、復曲。
後シテの「天女」の舞。 美しい。 歩いているのに、地に足が着いていないような、浮いているような佇まい。不思議です。
  
今年の締めくくりは「能」でした。 

さぁ、来年はどんな舞台を見ることができるのでしょうか、とても楽しみです。