窓辺の風景 


壽初春大歌舞伎 第一部 1月5日 @ 歌舞伎座
01/07/2023, 11:09 pm
Filed under: 文楽・歌舞伎

團十郎襲名が無事に終わり、1月からはまた三部制に戻りました。 三部制になると腰の痛みは軽減するのですが何しろ「通し狂言」が無い、という寂しさ。 仕方のないことですが・・。

一、卯春歌舞伎草紙

二、弁天娘女男白波

愛之助の弁天小僧菊之助、南郷力丸は勘九郎、忠信利平は猿之助、赤星十三郎は七之助、そして日本駄右衛門は芝翫、貫禄です。 つくづくと代替わりを感じます。

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くるみ割り人形 1月2日 @ 新国立劇場
01/04/2023, 11:28 am
Filed under: Uncategorized

今年の劇場始は 年末に続いての「くるみ割り人形」@ 新国立劇場

クララ: 米沢 唯

王子: 井澤 駿

指揮:アレクセイ・バクラン

管弦楽: 東京フィルハーモニー交響楽団

合唱:東京少年少女合唱団

なんと言っても美しい唯さんのクララ。 

あの強靭な体のセンター、ピルエットの完璧さには驚くばかりです。

今年も劇場通いが始まります。



くるみ割り人形 12月29日 @ 新国立劇場
12/30/2022, 11:19 pm
Filed under: バレエ

クララ: 池田理沙子

王子: 奥村康祐

指揮:アレクセイ・バクラン

管弦楽: 東京フィルハーモニー交響楽団

合唱: 東京少年少女合唱隊

 本年最後の舞台は「くるみ割り人形」 

 今年も楽しくコンサート・バレエ・お芝居・歌舞伎・文楽・お能 等 観ることができました。 来年もまだコロナは続きそうですが、なんとか色々な公演・美術館の催し物が無事に開催されますように。

 元旦を挟んで、1月も「くるみ割り人形」です。 



ピエール=ロラン・エマール ピアノリサイタル 11月3日 @ オペラシティ
11/05/2022, 11:05 pm
Filed under: コンサート

昨年の開催されなかった エマールのリサイタル。 今年は大丈夫でした。

メシアン  《鳥のカタログ》

第1巻

1、キバシガラス

2、ニシコウライウグイス

3、イソヒヨドリ

第2巻

3、カオグロサバクヒタキ

第3巻

5、モリフクロウ

6、モリヒバリ

第4巻

7、ヨーロッパヨシキリ

第5巻

8、ニシヒメコウテンシ

9、ヨーロッパウグイス

第6巻

10、コシジロイソヒヨドリ

第7巻

11、ヨーロッパノスリ

12、クロサバクヒタキ

13、ダイシャクシギ

解説を読みながら、エマールのピアノを聴くことができるなんて最高でした。

帰ったら、YouTube で鳴き声を聴いてみることにしましょう。



N響定期公演 10月22日 @ NHKホール
10/24/2022, 11:53 pm
Filed under: コンサート

指揮: ヘルベルト・ブロムシュテット

コンサートマスター: 白井 圭

シューベルト: 交響曲 第1番 ニ長調 D.82

シューベルト: 交響曲 第6番 ハ長調 D.589

交響曲の1番を聴くのは初めてです。 なんとも言えないウィーンの香りがするような演奏。 シューベルトの生きていた世界、ウィーン少年合唱団で歌っていた様子が目に浮かぶようです。 その音楽に浸ったまま帰路につきました。 マエストロ、ありがとうございました。



N響定期公演 10月16日 @ NHKホール
10/18/2022, 11:40 pm
Filed under: コンサート

指揮: ヘルベルト・ブロムシュテット

コンサートマスター: 篠崎史紀

マーラー: 交響曲 第9番 ニ長調

 ブロムシュテット登場です。 6月に転倒し入院をした、ということでしたがゆっくりと篠崎さんと手を繋いで登場。  ブロムシュテット、指揮台の椅子に座っていますが、指揮は見事にオーケストラに伝わっています。          

 ただ、本当に残念だったのは 遅れてきた客と、その足音。 冒頭のチェロのpp そしてホルンのp が・・・。



dream Concert 東京混声合唱団x新国立劇場合唱団@オペラシティ 7月31日
08/01/2022, 7:13 am
Filed under: コンサート

東京混声合唱団  

指揮:キハラ良尚

ピアノ:鈴木慎崇

新国立劇場合唱団

指揮:三澤洋史

ピアノ:津田裕也

「カヴァレリア・ルスティカーナ」の”オレンジの花の香りは” の合唱が始まった途端、声の素晴らしさに鳥肌。  残響時間の長いオペラシティは、合唱には最高です。 

どの曲も素晴らしかったけれど、信長貴富さん作曲の「くちびるに歌を」は「心に太陽を」からとったものです。 この詩は小学生の時に大好きで、みんなの好きな詩でクラスで詩集を作った時に、自分で「ガリ版を切った」・・・もはや死語ですが・・思い出があります。 心に太陽を持て、くちびるに歌を持て・・・・メロディも合唱も、ピアノも全て素晴らしく、もはや落涙。 来年もまた開催してくれること心待ちにしております。 素晴らしいコンサートでした。  



「紅葉狩」歌舞伎鑑賞教室@国立劇場 7月20日
07/21/2022, 10:44 pm
Filed under: 文楽・歌舞伎

歌舞伎座、第一部がコロナで休演になってしまい、こちらも休演になってしまったら、と慌ててチケットをとり国立劇場へ。 

平維茂    尾上松緑

更科姫    中村梅枝

山神     中村萬太郎

従者左源太  尾上左近

同 右源太  坂東亀蔵

局 田毎   市川高麗蔵

プログラムの平維茂のイラストが、松緑にとっても似ているので思わず笑ってしまった。 

それにしても梅枝がとても美しい。 二枚扇もお見事。 安定感があります。 



能楽堂・定例公演@国立能楽堂 6月8日
06/09/2022, 1:41 pm
Filed under: 能・狂言

狂言・和泉流

鎌腹

能・金春流

兼平

前シテ 老翁    面 三光尉(さんこうじょ)

後シテ 今井兼平  面 平太(へいだ)

昨夜よく眠れず、「ちょっとまずいな」 と思いつつ能楽堂へ。 ちょっと調子が悪いとすぐ睡魔に襲われます。

狂言は野村万作がとても面白く、目はパッチリ。続く、「兼平」も 面「平太」の凄みで眠くなる間もなく、あっという間でした。   能楽堂はもう蚊取り線香の匂い。 すぐ、夏です。



アルゲリッチ&フレンズ @トリフォニーホール 
06/09/2022, 1:16 pm
Filed under: コンサート

ピアノ: マルタ・アルゲリッチ、酒井 茜 

ヴァイオリン: 辻 彩奈

フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調         アルゲリッチ& 辻 彩奈

ショパン: 変奏曲「パガニーニの想い出」             アルゲリッチ

パガニーニ: カプリス op.1 から 第24番            辻 彩奈

ルトスワフスキ: パガニーニの主題による変奏曲 酒井茜&マルタ・アルゲリッチ

クライスラー: 愛の悲しみ              アルゲリッチ& 辻 彩奈

クライスラー(ラフマニノフ編): 愛の悲しみ            酒井 茜

シュピルマン:マズルカ へ短調

シマノフスキ: マズルカ op.50から 第10番

アンコール

プロコフィエフ:「3つのオレンジへの恋」から 行進曲      辻彩奈&酒井茜

モーツァルト:4手のためのピアノ・ソナタ ニ長調 K.381から 第3楽章

酒井茜&マルタ・アルゲリッチ

またまた雨模様の日です。 前回のトリフォニーホール、ムーティの時は凄まじい土砂降りでしたっけ。 このホールとアルゲリッチで思い起こすは、もう、20年以上前でしょうか、やはりアルゲリッチのコンサート。 あの頃のアルゲリッチはドタキャンの常連。 ホールに向かう人たちが『今日はコンサート大丈夫かしら』なんて会話をしているのを小耳に挟みながら向かったものでした。 

会場に入り、船越桂の『彫刻』に軽い挨拶。 

フランクのヴァイオリン・ソナタ、 アルゲリッチが音合わせで鍵盤に触れると、えっ、また「Shigeru Kawai」。 このホールとも相性が良いようです。 柔らかな音が響きます。  曲が始まると、えーー そう来るの!! と驚きながら、自由自在に音楽を作っていくアルゲリッチに驚嘆です。 やっぱりクレーメルとのチケットも取ればよかった、と後悔。