窓辺の風景 


初春大歌舞伎・夜の部 1月4日
01/05/2019, 1:03 am
Filed under: 文楽・歌舞伎

今年の初舞台は歌舞伎です。

一、絵本太功記
二、勢獅子
三、松竹梅湯島掛額

絵本太功記、あれ 東蔵はどこ? ん、秀太郎 と思っていたら体調不良で東蔵休演。 
浄瑠璃はもちろん葵太夫。 思わず心の声で「葵太夫!!」と。  さすが、お正月、新春公演は「大向こう」も充実しています。 絵本太功記、吉右衛門は先月の疲れも見せずに武智光秀。

勢獅子に久しぶりの鷹之資。お獅子の後ろ足。前足は福之助。

松竹梅湯島掛額、「八百屋お七」は、七之助の人形振り。 先月は文楽の「八百屋お七」。 でもって来月は文楽で「阿古屋」。歌舞伎と文楽で行ったり来たりです。

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通し狂言 増補双級巴 (ぞうほふたつどもえ)@国立劇場 12月26日
12/29/2018, 12:18 am
Filed under: 文楽・歌舞伎

通し狂言 増補双級巴 (ぞうほふたつどもえ)
―石川五右衛門(いしかわごえもん)―
中村吉右衛門宙乗りにて
つづら抜け相勤め申し候
発 端 芥川の場
序 幕 壬生村次左衛門内の場
二幕目 第一場 大手並木松原の場
第二場 松並木行列の場
三幕目 第一場 志賀都足利別館奥御殿の場
第二場 同 奥庭の場
第三場 木屋町二階の場
大 詰 第一場 五右衛門隠家の場
第二場 藤の森明神捕物の場

今年の見納めのお芝居です。 そして国立劇場も12月公演、千秋楽。
それにしても、吉右衛門、出ずっぱりで、舞台を所狭しと駆け回ってます。元気です。 これを24日間、毎日続けていたなんて驚いてしまいます。 

三幕目で、吉右衛門の宙乗り、「つづら抜け」の後 「金門五三の桐」のパロディ。流石に鷹が手紙を咥えてはきませんでしたが、菊之助が菊五郎とダブって見えます。 周りの方達にあの柄杓で手裏剣を受け止めるところ、ものすごく受けていました。 そして最後、捕物の大立ち回り。 

今年一年、予定をしていたコンサート、お芝居、美術展、全て楽しく観たり聴いたりできました。来年も楽しまなくちゃ。

国立劇場の「蝋梅」二輪ほど咲いていました。 1月のお芝居の時にはもう少し・・でも、寒波の年越しでどうなるでしょう。



十二月大歌舞伎・昼の部 12月25日
12/26/2018, 9:56 pm
Filed under: 文楽・歌舞伎

一、幸助餅
二、於染久松色読販(おそめひさまつうきなのよみとり)

昼の部、「於染久松色読販」は壱太郎の七役早変わり。 確か、猿之助じゃない、猿翁で、観た記憶がうっすらとあります。 玉三郎・福助の早変わり、どちらかは観ているはず。   今年の三月には玉三郎と仁左衛門の『小梅莨屋~瓦町油屋』で土手のお六と鬼門の喜兵衛。これは記憶に新しいです。 今回、玉三郎監修とあって、壱太郎、そっくりです、玉三郎に。   

夜の部の 「阿古屋」もそうですが、玉三郎がどんどん若手に教えているのですね。  明日は玉三郎の「阿古屋」。千秋楽です。どうにかチケットが手に入らないかしら。 



明治150年記念 苦難を乗り越えた能楽@国立能楽堂 12月22日
12/25/2018, 12:05 am
Filed under:

◎明治150年記念 苦難を乗り越えた能楽

狂言 呼声 (よびこえ)  山本 東次郎(大蔵流)
能  道成寺(どうじょうじ)  宝生 和英(宝生流)

明治維新の幕藩体制の崩壊により、演じる場を失った明治の能役者たちがその困窮の中からの能界を立て直し、明治の三名人と言われた 一六世宝生九郎知栄、初世梅若実、金春流の櫻間伴馬。 今回は宝生宗家に伝来した能装束「紅地雪持椿模様唐織」を着用し、宝生・梅若の現当主が 能「道成寺」を演じる特別企画公演です。

お能の「道成寺」初めてでした。 「乱拍子」というからには、と思っていたら大間違い。気を張り詰めた足遣い。 お能の足遣いを見ながら、”これってもしかしたらムーンウオークじゃないの” それにしても上体は全く動かず あの速度での足さばき。 なんという体幹なのでしょう。 
来月の梅若流の「道成寺」も益々楽しみになりました。



十二月大歌舞伎・夜の部 12月16日
12/18/2018, 10:50 pm
Filed under: 文楽・歌舞伎

一、 壇浦兜軍記 阿古屋
二、 あんまと泥棒
三、 傾城雪吉原

今日はBプロ、阿古屋は梅枝です。
梅枝の阿古屋、お箏を弾きながら唄い始めます。玉三郎に比べると随分低い声のような。 玉三郎の次は七之助が演じるのでは、と思っていたので、今月の梅枝・児太郎と3人で演じるプログラムには驚きました。九月の「幽玄」1昨年でしたっけ「五人道成寺」などなど、玉三郎の新しい企画、斬新です。
本当は今回三人の阿古屋を見比べてみたかったのですが、都合がつきませんでした。

梅枝の阿古屋、じっと視線を落としてお箏・お三味線、口をわずかに開いて『影というも月の縁・・・』と唄い始めます。フーーンと観ながらも、気になるのは玉三郎演じる「岩永左衛門」。 人形振りで出てきた時にはギョッとしました。 な・な・なんだ、あの目  玉三郎さん、凝りすぎです。
来年二月は文楽でも「阿古屋」。勘十郎さん(ですよね)の阿古屋、楽しみです。

「傾城雪吉原」これですよね、玉三郎。 美しい。 何と言っても美しい。 先日のeテレで、「60代の男が20代の女性に見せなければならない・・云々」とお話しされていましたが、本当に美しいです。
すっきりして夜の部、終わりました。



ゲルハルト・オピッツ ピアノリサイタル@オペラシティ 12月14日
12/16/2018, 11:32 pm
Filed under: コンサート

シューマン : 蝶々 op.2
シューマン : 謝肉祭「4つの音符による小景」op.9
ブラームス : シューマンの主題による変奏曲 op.9
ブラームス : ピアノ・ソナタ op.2
アンコール: ブラームス op.116-4

凝りに凝ったプログラム。シューマン+ブラームス、op.2,op.9,op.9,op.2 よく考えつきます。 それにシューマンの主題まで掛けておるのですから。 まるで「本歌取り」みたいです。 なんか、この最後のプログラムを弾きたくて始めたのではないかしら、この連続演奏会、なんて思ってしまいます。

相変わらす、素晴らしい演奏オピッツ。 ペダルの使い方も音の響きを最後まで捉えています。 へぇ、こんな響かせ方もあるんだ、とちょっと目から鱗の部分も。 
 
アンコールはお得意の ブラームス op.116-4 本当はop.116 全曲聴きたいです。

来年からは、何のシリーズなのでしょう。シューベルトもいいな。楽しみです。



人形浄瑠璃文楽公演@国立劇場 12月13日
12/16/2018, 2:21 pm
Filed under: 文楽・歌舞伎

鎌倉三代記
  局使者の段        豊竹希太夫、鶴澤清馗
  米洗いの段        豊竹靖太夫、野澤錦糸
  三浦之助母別れの段    竹本文字久太夫、鶴澤藤蔵
  高綱物語の段       竹本織太夫、鶴澤清介

伊達娘恋緋鹿子
  八百屋内の段       竹本津駒太夫、竹澤宗介
  火の見櫓の段       豊竹芳穂太夫、野澤勝平
               竹本南都太夫、野澤清公 
               豊竹亘太夫、野澤錦吾
               竹本碩太夫、鶴澤清允

鎌倉三代記、「入れ墨の段」から上演してくれると、もう少し理解が早くできます。 でも、この「入れ墨の段」 って歌舞伎では観たことがありません。 なんで?

「三姫」のうちの「赤姫」、赤い着物を着ているから赤姫、『赤い着物』と限定されているわけではないとは書いてありますが、今まで「赤」い着物ではない時姫は観たことがありません。今回の時姫、人形は吉田勘彌。 
高綱物語の段、襲名してから急に貫禄がついたような織太夫です。