窓辺の風景 


能 定例公演 @ 国立能楽堂 1月4日
01/08/2020, 2:34 pm
Filed under:

能・観世流
「西王母」
狂言・大蔵流
「財宝」

今日は脇能、「西王母」なので、いつもの狂言・能の順番ではなく、お能が先です。 お正月ですものね。

宮殿に見立てた作り物が舞台に運び込まれ、その中に登場した帝王が座ります。 お能のあの小さな舞台だからでしょうか、簡略化された作り物が不思議に納得します。 そのあと桃の小枝を持った女性が登場。
後場では西王母に変わったシテが、三千年に一度花咲き実を結ぶというめでたい桃の実を持って現れ舞を舞います。 中国の掛け軸の絵によく「桃の実」が描かれているのは、このくらい縁起の良いことだったのだ、と変に納得しました。

狂言は大好きな山本東次郎さんの「財宝」。 今年も笑わせてください。



能・企画公演 @ 国立能楽堂 12月25日
12/27/2019, 12:09 am
Filed under:

復曲狂言
『蜂』

野村又三郎の一人狂言。 後見が蜂の羽音を 「ぶ〜〜〜〜ん」と真似て唸る?謡う?っているのがなんとも可笑しみがある。 この蜂の羽音だけが後見のお仕事。 後ろに座って「ぶ〜〜〜〜ん」。 
上演記録は1954年が最後で、野村又三郎が2012年に復曲させたもの。

復曲能
『吉野琴』
こちらは観世元雅の作。
500年以上にわたって上演されなかったものを、平成26年に片山九郎右衛門がシテを勤め、復曲。
後シテの「天女」の舞。 美しい。 歩いているのに、地に足が着いていないような、浮いているような佇まい。不思議です。
  
今年の締めくくりは「能」でした。 

さぁ、来年はどんな舞台を見ることができるのでしょうか、とても楽しみです。
 



能・普及公演『柑子』『葛城』@国立能楽堂 12月14日
12/16/2019, 1:26 am
Filed under:

狂言・大蔵流 『柑子』
オチは俊寛。 

能・観世流 『葛城』
以前、高千穂のお神楽をこの能楽堂の舞台で観た時、神楽の舞台と能楽堂の舞台が同じ大きさだ、という話を聞いた。   この『葛城』通常の演出では最後に舞われる「大和舞」、「序の舞」を舞うところ観世流の「大和舞」では舞が「神楽」になる場合があるとのこと。 舞台の大きさが同じということは何かしら関連性があるから変更しやすいのでしょう。 

実際の暦は旧暦だったから1月ですが、日付だけは同じ『赤穂浪士の討ち入り』の日だということ、思い出しました。



能 定期公演 @ 国立能楽堂 12月4日
12/05/2019, 10:43 pm
Filed under:

狂言 和泉流
業平餅

能 金春流
恋重荷

「業平餅」では 万作の孫 三藤なつ葉ちゃん(5歳)も出演。 

「恋重荷」 こんなタイトルがお能にあるとは思いませんでした。
しかも、卑しい身分の老人が若い女御に恋をして、到底持ち上がらないような重荷を持てたらもう一度会ってあげる、と言われ、喜んだ老人。 でも中身は持ち上げようとしても持ち上がらないほどの重い岩。 なぶられたと気づいた老人は「憤死」 これがすごいですよね。「憤死」って。そのあと悪霊として女御に祟るけれど最後には女御の守護神になるというお話。 能初心者には楽しめた時間でした。



犬山伏・班女 @国立能楽堂 7月3日
07/04/2019, 12:09 am
Filed under:

狂言・大蔵流
犬山伏 
能・宝生流
班女

室町の昔から「花子」って名前があったんだ、という発見。 でも「はなご」と読むそうです。
最後に花子と少将が「扇」をする様子。 あっさりとはしているもののとっても微笑ましく、結構「能」って HAPPY END なのですね。

知らないことだらけの「能」を”へぇ〜〜〜、ふ〜〜〜ん”と言いながらの鑑賞も面白いものです。 



能楽鑑賞教室@国立能楽堂 6月26日
06/27/2019, 3:56 pm
Filed under:

狂言 大蔵流
文山立(ふみやまだち)
能 観世流
船弁慶

なかなか楽しい能楽鑑賞教室。 それでも、狂言はしっかりと起きていられるのですが、どうも「能」になるとちと睡魔に襲われます。 これって逆の方がいいような気がするのですが、きっとそんな訳にはいかないのでしょうね。

ようやく解らないなりに、船弁慶 すこし内容についていけるようになりました。 静御前と平知盛を前シテ・後シテで、同じ演者っていうのも不思議な構成です。  いつもは子方が演ずる義経。鑑賞教室では大人が演じています。(学校があるからでしょうかしら)

能楽堂のお庭の「ハギ」の花が数輪咲いています。 どうしても秋の七草に数えられるハギは秋のイメージが強いのですが、色の濃いこれって「チョウセンハギ」でかな。 いつも綺麗なお庭です。ここを見るだけでも能楽堂って楽しいです。



天籟能の会 @ セルリアンタワー能楽堂 6月8日
06/09/2019, 11:16 pm
Filed under:

狂言・和泉流 「謀生種」
仕舞     「網之段」
能・観世流  「船弁慶」

座談会  内田 樹  いとうせいこう  ドミニク・チェン  安田 登

楽しみにしてました。 事前ワークショップには1度しか参加できませんでしたが、とても興味深く、知らない「能」の世界を少しだけ垣間見ることができました。 最後の座談会には船弁慶でシテを演じられた加藤眞悟師も交えてのいろいろなお話。 ますます興味津々です。