窓辺の風景 


ゲルハルト・オピッツ ピアノリサイタル@オペラシティ 12月14日
12/16/2018, 11:32 pm
Filed under: コンサート

シューマン : 蝶々 op.2
シューマン : 謝肉祭「4つの音符による小景」op.9
ブラームス : シューマンの主題による変奏曲 op.9
ブラームス : ピアノ・ソナタ op.2
アンコール: ブラームス op.116-4

凝りに凝ったプログラム。シューマン+ブラームス、op.2,op.9,op.9,op.2 よく考えつきます。 それにシューマンの主題まで掛けておるのですから。 まるで「本歌取り」みたいです。 なんか、この最後のプログラムを弾きたくて始めたのではないかしら、この連続演奏会、なんて思ってしまいます。

相変わらす、素晴らしい演奏オピッツ。 ペダルの使い方も音の響きを最後まで捉えています。 へぇ、こんな響かせ方もあるんだ、とちょっと目から鱗の部分も。 
 
アンコールはお得意の ブラームス op.116-4 本当はop.116 全曲聴きたいです。

来年からは、何のシリーズなのでしょう。シューベルトもいいな。楽しみです。

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パーヴォ・ヤルヴィ✖️ヒラリー・ハーン@オペラシティ 12月12日
12/15/2018, 12:00 am
Filed under: コンサート

指揮 : パーヴォ・ヤルヴィ
ヴァイオリン : ヒラリー・ハーン
管弦楽 : ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団

モーツアルト : 歌劇『ドン・ジョバンニ』序曲
J.S.バッハ : ヴァイオリン協奏曲 第1番 イ短調 BWV1041
J.S.バッハ : ヴァイオリン協奏曲 第2番 ホ長調 BWV1042
 *ソリストアンコール ヒラリー・ハーン(Vn)
J.S.バッハ : 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 ホ長調 BWV1006 より
第2楽章「ルール」、第6楽章「ブーレ」
シューベルト : 交響曲 第8番 ハ長調 D944 <ザ・グレート>
 *オーケストラアンコール
シベリウス : 悲しきワルツ

ヒラリー・ハーン やはり期待通りです。 バッハの無伴奏ヴァイオリンソナタ・パルティータも来るべきだった、と後悔です。 大好きなバッハのヴァイオリン協奏曲、ハーンの豊かな艶のあるヴァイオリンの響きがホールに響き渡ります。 つくづくとこのホール、弦楽器には最高。 聞くともなしにお隣のお隣さんのハーンの演奏の解説が聞こえてきます。背中の筋肉、すごいですねぇ。今回背中が開いているドレスなので良く解ります。だから体を使ってあれだけの豊かな音が出るのですね、と。 確かに私も思いました。肩から背中にかけての筋肉が綺麗と。

パーヴォの<ザ・グレート> 相変わらずキレの良い演奏です。 かつて、この交響曲の何回も繰り返される楽曲、そして長いのがものすごく苦手で、繰り返しをしなければ半分の時間で演奏できるのに、と思っていたのですが、パーヴォの演奏を聴いてから、長さも繰り返しも気にならなくなりました。それ以上にこの曲が好きになってきたのです。 不思議なものですね。

オーケストラのアンコールはパーヴォ、お得意の悲しきワルツ。 最初の一音で『パーヴォ、好きなんだから・・』と思わずつぶやいてしまいました。

寒くはなりましたが、暖かな気持ちで帰宅。



河村尚子 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ・プロジェクトVol.2@紀尾井ホール 11月29日
11/29/2018, 10:53 pm
Filed under: コンサート

ベートーヴェン 
ピアノソナタ第18番 変ホ長調 op.31-3
ピアノソナタ第21番 ハ長調 op.53《ワルトシュタイン》
ピアノソナタ第24番 嬰ハ長調 op.78 《テレーズ》
ピアノソナタ第23番 へ短調 op.57 《熱情》

あれっ、いつから「テレーゼ」じゃなくて「テレーズ」になったのかな・・・なんと「テレーズ」ってハンガリーの伯爵令嬢でハンガリー名が「ブルンスヴィク・テレーズ」なんですって。

河村さんのベートーヴェンプロジェクト、前回は聴き逃してしまい今回が初めてです。 それにしてもなんと自由で思い切りの良い演奏なのでしょう。 気持ちの良いテンポでリズムよく音楽が弾んでいます。 ワルトシュタインの3楽章、最後のユニゾンのスケールは両手でした。  24番と23番が入れ替わり、《熱情》で最高潮、凄まじい迫力です。 今月は都響とのプロコのp協奏曲も良かったし、ただ今年心残りは5月の読響との《不安な時代》を聴き損ねたこと。 来年のプロジェクトvol.3のチケットも早々に手に入れました。5月が楽しみです。
アンコールはなんとなく予感していた《エリーゼのために》。



N響定期公演@NHKホール 11月25日
11/26/2018, 11:46 pm
Filed under: コンサート

指揮: 広上淳一
オルガン: 鈴木優人
ゲストコンサートマスター: 白井 圭

バーバー: シェリーによる一場面のための音楽 作品7
コープランド: オルガンと管弦楽のための交響曲
アイヴズ: 交響曲 第2番

広上さん、踊っています、指揮台の上で。 見ているだけで楽しくなります。
あまり知られていない作曲家のコンサートは、なかなか集客が難しいのでしょうが、初めて聴く曲も興味深いものです。 それに空いているとのびのびと座っていられるますしね。

9月からプログラムの表紙のデザインが変わり、むむ、今月のこのデザインはなんなのだろう、と思いながらホールへ入りバーバーが終わり2曲目、ホール右手に・・そうか オルガンのパイプだ。 毎月のN響の公演ですがこのプログラムの表紙は黒と白のコントラストも綺麗でスッキリとしていて楽しみの一つです。



N 響コンサート@オペラシティ 11月1日
11/04/2018, 8:32 am
Filed under: コンサート

指揮: 高関 健
ピアノ: パスカル・ロジェ
管弦楽: NHK交響楽団

デュカス: 交響詩「魔法使いの弟子」
ラヴェル: 道化師の朝の歌
ラヴェル: スペイン交響曲
サン=サーンス: ピアノ協奏曲 第2番 ト短調 作品22
アンコール: サティ 『グノシェンヌ』第5番
ラヴェル:  ボレロ

オールフランスものです。 今回のブラボーは「ファゴット」。 お見事でした。
「魔法使いの弟子」は9月の日フィルx山田和樹でも聴きました。 今、流行りかな。
サン=サーンス ピアノコンチェルト、大好きな3楽章 タランテラ。 パスカル・ロジェは軽やかなタッチでフィニッシュ。 
そして圧巻の「ボレロ」 こんなオーケストレーションを思いつくラヴェルは天才です。 ちょっとのミスはあったものの、あの響の良いオペラシティの隅々まで『音』が飛び跳ねていました。 楽しかった。 肩の痛みであまり拍手はできなかったことN響の皆さん、お許しください。
ピアノのアンコール、サティ?と思ったもののなんの曲だろう、聴いたことがない・・・。グノシェンヌ5番と貼ってありました。 3番までの楽譜は持っていたので調べたらグノシェンヌは6番まであり、唯一その中で小節線がある曲とのこと。 で、楽譜を見つけたら、聴いていると何回繰り返して弾いているのだろう、って聴こえるのですが、さにあらず、少しづつ違うメロディなのです。 ちょっと弾いてみましょう。



東フィル定期公演@オペラシティ 10月4日
10/10/2018, 1:28 pm
Filed under: コンサート

指揮: チョン・ミョンフン
ヴァイオリン: チョン・キョンファ
オルガン: 石丸由佳
コンサートマスター: 三浦章宏

ブラームス: ヴァイオリン協奏曲 二長調 op.77
サン=サーンス: 交響曲第3番 ハ短調 op.78 『オルガン付き』

私にとっては盛りだくさんのブログラムです。 5歳違いのキャンファとミョンフン。完全にお姉さんのペース?かな。  先日のNHK 朝のクラシック倶楽部ではバッハのシャコンヌ、フランクのヴァイオリンソナタなどの放送がありました。 その時も楽しそうにおしゃべりをしていましたっけ。
後半は大好きなサン=サーンス。 ここのホールの響きは最高。 そしてチョン・ミョンフンの指揮。 最後の盛り上がり、オルガンの重厚な響き。思わず ブラボ〜〜〜〜〜!!!お隣さんと、「いい演奏会でしたね、」と。 
ほんと、東フィルとチョン・ミョンフンは相性が最高です。
 



東響定期演奏会 @ オペラシティ 9月29日
10/01/2018, 4:59 pm
Filed under: コンサート

指揮: マクシム・エメリャニチェフ
ピアノ: スティーヴン・ハフ
コンサートマスター: 水谷 晃

メンデルスゾーン: 序曲「フォンガルの洞窟」
ベートーヴェン: ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 作品73「皇帝」
ブラームス: 交響曲 第1番 ハ短調 作品68

台風の影響で雨降りの土曜日。 オペラシティのホール、席は結構埋まっています。

まだとても若い指揮者、マクシム・エメリャニチェフ。 なんとなくスケート選手のプルシェンコに似ている感じがするのは、髪の毛の長さとロシア人だから・・? 指揮棒は使わずしなやかな手の動きでオケを引っ張っています。

オケの配置は正面奥にコントラバス、珍しいです。 昔、ノリントンがそんな配置をしていたことがあるような記憶があります。

前回は確かN響との共演でした。久しぶりのハフのピアノです。 ベートーヴェン、ピアノコンチェルト5番  オ〜 出だしから快調です。 のっていますね。
2楽章、とにかく美しい。 いいなぁ、ハフのピアノって。  鍵盤の上を指が軽やかにノンレガートのタッチで舞っていますが、それが綺麗なレガートに聴こえてきます。 

台風を吹き飛ばすような素敵なコンサートでした。