窓辺の風景 


河村尚子 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ・プロジェクトVol.2@紀尾井ホール 11月29日
11/29/2018, 10:53 pm
Filed under: コンサート

ベートーヴェン 
ピアノソナタ第18番 変ホ長調 op.31-3
ピアノソナタ第21番 ハ長調 op.53《ワルトシュタイン》
ピアノソナタ第24番 嬰ハ長調 op.78 《テレーズ》
ピアノソナタ第23番 へ短調 op.57 《熱情》

あれっ、いつから「テレーゼ」じゃなくて「テレーズ」になったのかな・・・なんと「テレーズ」ってハンガリーの伯爵令嬢でハンガリー名が「ブルンスヴィク・テレーズ」なんですって。

河村さんのベートーヴェンプロジェクト、前回は聴き逃してしまい今回が初めてです。 それにしてもなんと自由で思い切りの良い演奏なのでしょう。 気持ちの良いテンポでリズムよく音楽が弾んでいます。 ワルトシュタインの3楽章、最後のユニゾンのスケールは両手でした。  24番と23番が入れ替わり、《熱情》で最高潮、凄まじい迫力です。 今月は都響とのプロコのp協奏曲も良かったし、ただ今年心残りは5月の読響との《不安な時代》を聴き損ねたこと。 来年のプロジェクトvol.3のチケットも早々に手に入れました。5月が楽しみです。
アンコールはなんとなく予感していた《エリーゼのために》。

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N響定期公演@NHKホール 11月25日
11/26/2018, 11:46 pm
Filed under: コンサート

指揮: 広上淳一
オルガン: 鈴木優人
ゲストコンサートマスター: 白井 圭

バーバー: シェリーによる一場面のための音楽 作品7
コープランド: オルガンと管弦楽のための交響曲
アイヴズ: 交響曲 第2番

広上さん、踊っています、指揮台の上で。 見ているだけで楽しくなります。
あまり知られていない作曲家のコンサートは、なかなか集客が難しいのでしょうが、初めて聴く曲も興味深いものです。 それに空いているとのびのびと座っていられるますしね。

9月からプログラムの表紙のデザインが変わり、むむ、今月のこのデザインはなんなのだろう、と思いながらホールへ入りバーバーが終わり2曲目、ホール右手に・・そうか オルガンのパイプだ。 毎月のN響の公演ですがこのプログラムの表紙は黒と白のコントラストも綺麗でスッキリとしていて楽しみの一つです。



N 響コンサート@オペラシティ 11月1日
11/04/2018, 8:32 am
Filed under: コンサート

指揮: 高関 健
ピアノ: パスカル・ロジェ
管弦楽: NHK交響楽団

デュカス: 交響詩「魔法使いの弟子」
ラヴェル: 道化師の朝の歌
ラヴェル: スペイン交響曲
サン=サーンス: ピアノ協奏曲 第2番 ト短調 作品22
アンコール: サティ 『グノシェンヌ』第5番
ラヴェル:  ボレロ

オールフランスものです。 今回のブラボーは「ファゴット」。 お見事でした。
「魔法使いの弟子」は9月の日フィルx山田和樹でも聴きました。 今、流行りかな。
サン=サーンス ピアノコンチェルト、大好きな3楽章 タランテラ。 パスカル・ロジェは軽やかなタッチでフィニッシュ。 
そして圧巻の「ボレロ」 こんなオーケストレーションを思いつくラヴェルは天才です。 ちょっとのミスはあったものの、あの響の良いオペラシティの隅々まで『音』が飛び跳ねていました。 楽しかった。 肩の痛みであまり拍手はできなかったことN響の皆さん、お許しください。
ピアノのアンコール、サティ?と思ったもののなんの曲だろう、聴いたことがない・・・。グノシェンヌ5番と貼ってありました。 3番までの楽譜は持っていたので調べたらグノシェンヌは6番まであり、唯一その中で小節線がある曲とのこと。 で、楽譜を見つけたら、聴いていると何回繰り返して弾いているのだろう、って聴こえるのですが、さにあらず、少しづつ違うメロディなのです。 ちょっと弾いてみましょう。



東フィル定期公演@オペラシティ 10月4日
10/10/2018, 1:28 pm
Filed under: コンサート

指揮: チョン・ミョンフン
ヴァイオリン: チョン・キョンファ
オルガン: 石丸由佳
コンサートマスター: 三浦章宏

ブラームス: ヴァイオリン協奏曲 二長調 op.77
サン=サーンス: 交響曲第3番 ハ短調 op.78 『オルガン付き』

私にとっては盛りだくさんのブログラムです。 5歳違いのキャンファとミョンフン。完全にお姉さんのペース?かな。  先日のNHK 朝のクラシック倶楽部ではバッハのシャコンヌ、フランクのヴァイオリンソナタなどの放送がありました。 その時も楽しそうにおしゃべりをしていましたっけ。
後半は大好きなサン=サーンス。 ここのホールの響きは最高。 そしてチョン・ミョンフンの指揮。 最後の盛り上がり、オルガンの重厚な響き。思わず ブラボ〜〜〜〜〜!!!お隣さんと、「いい演奏会でしたね、」と。 
ほんと、東フィルとチョン・ミョンフンは相性が最高です。
 



東響定期演奏会 @ オペラシティ 9月29日
10/01/2018, 4:59 pm
Filed under: コンサート

指揮: マクシム・エメリャニチェフ
ピアノ: スティーヴン・ハフ
コンサートマスター: 水谷 晃

メンデルスゾーン: 序曲「フォンガルの洞窟」
ベートーヴェン: ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 作品73「皇帝」
ブラームス: 交響曲 第1番 ハ短調 作品68

台風の影響で雨降りの土曜日。 オペラシティのホール、席は結構埋まっています。

まだとても若い指揮者、マクシム・エメリャニチェフ。 なんとなくスケート選手のプルシェンコに似ている感じがするのは、髪の毛の長さとロシア人だから・・? 指揮棒は使わずしなやかな手の動きでオケを引っ張っています。

オケの配置は正面奥にコントラバス、珍しいです。 昔、ノリントンがそんな配置をしていたことがあるような記憶があります。

前回は確かN響との共演でした。久しぶりのハフのピアノです。 ベートーヴェン、ピアノコンチェルト5番  オ〜 出だしから快調です。 のっていますね。
2楽章、とにかく美しい。 いいなぁ、ハフのピアノって。  鍵盤の上を指が軽やかにノンレガートのタッチで舞っていますが、それが綺麗なレガートに聴こえてきます。 

台風を吹き飛ばすような素敵なコンサートでした。



NHK音楽祭 ロンドン交響楽団xサイモン・ラトル @ NHKホール 9月27日
09/30/2018, 12:35 am
Filed under: コンサート

ロンドン交響楽団
指揮: サイモン・ラトル
ヴァイオリン: ジャニーヌ・ヤンセン

ラヴェル: バレエ音楽≪マ・メール・ロワ≫
シマノフスキ: ヴァイオリン協奏曲第1番 作品35
ヤナーチェク: シンフォニエッタ

つい数ヶ月前にベルリンフィルの首席指揮者を退任したサイモン・ラトル。 NHKのプレミアムシアターとクラシック音楽館で退任コンサートでのマーラー第6番「悲劇的」の放映があったばかり。 9月にロンドン交響楽団の首席指揮者に就任したばかりの来日公演です。

マ・メール・ロワはピアノ連弾が一番身近ですが、今まで聴いたのは管弦楽曲は組曲≪マ・メール・ロワ≫。 このバレエ音楽はだいぶ違い、前奏曲・間奏曲を挟み曲は切れ目なく演奏されます。  本番前、『パコダの女王レドロネット』のファラファソファラファソファラファ・・・・シロフォン奏者が練習しています。 結構本気で。 本番、こちらも少し緊張して聴いてしまいました。
それにしても、素敵な≪マ・メール・ロワ≫でした。 あのNHKホールであれだけの響きが出せるのは、やはりサイモン・ラトル。 シマノフスキのヴァイオリンソロも素晴らしかったですし、ヤナーチェクはラトル、暗譜で指揮です。 今年も楽しいNHK音楽祭になりそうです。



日フィル定期演奏会@サントリーホール 9月8日
09/13/2018, 10:08 am
Filed under: コンサート

指揮:山田和樹[正指揮者]
​ピアノ:萩原麻未

プーランク:シンフォニエッタ
三善晃:ピアノ協奏曲
<アンコール 三善晃:波のアラベスク>
デュカス:交響詩《魔法使いの弟子》(ストコフスキー版)
デュティユー:交響曲第2番《ル・ドゥーブル》

久しぶりの演奏会です。  山田和樹さんのプレトークを聞きたかったのですが、時間が間に合わずギリギリに会場に到着。 次回からはもう少し余裕を持たねばと、毎度思う反省です。

三善晃のピアノ協奏曲、萩原麻未さんの力強いピアノ、彼女の硬質な音色にとても合っているし、山田和樹さんの指揮も素晴らしい。  アンコールは、「波のアラベスク」 大好きな曲です。 
デュカスの<魔法使いの弟子>では、まるで山田さんが指揮台の上でその弟子になっているような錯覚まで感じてしまうユーモラスな雰囲気に思わず顔もほころんでしまう。   最後に デュティユー。 「フルートとピアノのためのソナタ」しか聴いたことの私。 指揮台の前に12人の小オーケストラ、その後ろに通常のオーケストラが並んでいる《ル・ドゥーブル》。英語だと「ダブル」の意味だと。 不思議な曲です。
 
それにしても、こういうプログラムを生演奏で聴くことができるのはとても楽しい。 ますます山田和樹さんから目が離せなくなりました。