窓辺の風景 


東響定期演奏会@オペラシティ 9月4日
09/06/2021, 9:02 am
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指揮:下野竜也

ピアノ:奥井紫麻

コンサートマスター:小林壱成

フォーレ:組曲「ペレアスとメリザンド」

モーツアルト:ピアノ協奏曲 第23番 イ長調 k.488

シューマン:交響曲 第2番 ハ長調 op.61

[ソリストアンコール]奥井紫麻(Pf)・ラフマニノフ(E.ワイルド編):春の流れ op.14-11

フォーレのシシリエンヌを聴きながら、オーケストラの楽器の「色」の上に乗ったフルートの独奏を堪能。でも、このオーケストレーションがフォーレではなくパリ音楽院の生徒、シャルル・ケックランだった、なんて初めて知りました。しかも、「シシリエンヌ」は後から付け加えられたと。

モーツアルトのコンチェルト23番。ピアノはソフトな音色。 アンコールも見事でした。

帰るときに東響のチラシを見て、「ほら、本当はこの若い人が来る予定だったのにねぇ・・・」なんてちょっと不服そうにおっしゃっているおばさま方が。・・アンガス・ウェブスターのこと・・ そんなことはありません、下野さんの音楽、とても美しかったです、と心の中で大反論。



読響定期演奏会@藝術劇場 8月28日
08/30/2021, 8:39 am
Filed under: コンサート

指揮: セバスティアン・ヴァイグレ

ヴァイオリン:戸澤采紀

コンサートマスター:長原幸太

モーツァルト:歌劇<フィガロの結婚>序曲

ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 作品53

べートーヴェン:交響曲 第5番 ハ短調 作品67<運命>

戸澤采紀さんのヴァイオリンを聴きに。

流れを大きく掴んだ演奏で素晴らしい。 馴染みのある3楽章まで、軽やかに進んでいきます。 来年はシティフィルとの共演。 楽しみです。

<運命>は去年 チョン・ミンの指揮で聴いた以来かな。 読響とヴァイグレとのアンサンブルも素晴らしかったです。



東京シティフィル定期演奏会@オペラシティ 7月29日
07/30/2021, 7:30 pm
Filed under: コンサート

指揮: 下野竜也

ピアノ: 小山実稚恵

コンサートマスター: 荒井英治

バーバー: 弦楽のためのアダージョ 作品11

バーバー: 交響曲第1番 作品9

伊福部昭: ピアノと管弦楽のための協奏風交響曲

バーバーの交響曲も伊福部の曲も初めてです。 興味津々。 

いやぁ、ピアノの小山実稚恵さん、素晴らしい。 これは左側の席でピアニストの指を見ていたかった。 最後のこれでもかこれでもかのグリッサンド祭り、聴きながら思わず笑いが込み上げてきます。 

バーバーと伊福部、なんの繋がり?と思いつつステージを見ていると、楽器構成がとても似ています。 普段はあまり登場しない バスクラリネット、コントラファゴットが登場しています。  きっとプログラムの曲と曲の繋がりを指揮者は頭をひねって考えるのでしょうね。

帰りはもちろん「ゴジラ」のテーマを口ずさみながら。



東フィル定期演奏会@オペラシティ 7月1日
07/01/2021, 11:02 pm
Filed under: コンサート

指揮: チョン・ミョンフン

コンサートマスター: 三浦章宏

ブラームス: 交響曲第1番 ハ短調 op.68

ブラームス: 交響曲第2番 ニ長調 op.73

チョン・ミョンフン、おかえりなさい!!!

確か去年2月の「カルメン」以来です。 1年半近く、長かった。

第1番が始まり、第2楽章、始める前にチョン・ミョンフンが何か合図をしています。 三浦さんのソロが始まってハタと気が付きました。 あの指でビブラートらしい合図がソロのことを表していたのではないかと。 美しいヴァイオリンソロに加え、オーボエにフルート、木管セクションも素晴らしい。   

第2番、第1楽章のヴィオラとチェロのトゥッティ、2楽章のホルンのソロ、最高でした。  チョン・ミョンフンも何て楽しそうなのでしょう。  

9月のブラームスの交響曲第3番、第4番。楽しみです。 



東フィル定期演奏会@オペラシティ 5月12日
05/13/2021, 1:48 pm
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指揮: アンドレア・バッティストーニ

バンドネオン:小松亮太、北村 聡

ピアソラ: シンフォニア・ブエノスアイレス op.15 (日本初演)

*アンコール(バンドネオン):カルロス・ガルデル(アストル・ピアソラ編曲):想いの届く日

プロコフィエフ:バレエ音楽『ロミオとジュリエット』

オペラシティの改修工事が終わり、久しぶりのコンサートです。 改修工事中にコロナが収束しているのでは、と思ったのは甘い考えでした。 いくつかの演奏会は中止ですが、東フィルは感染対策をして予定通り開催。 一年ぶりにお隣さんに会えるのを楽しみに行ったのですが、お隣さんも、そのお隣さんもやはり姿が見えません。演奏会は楽しかったけれど、お喋りができないのが少し寂しいかな。

 ピアソラの『シンフォニエッタブエノスアイレス』 ピアソラのイメージを刷新。今までの「タンゴ」はいったいどこへ、というくらいに驚きました。 日本初演もなんか納得です。 2台のバンドネオンの音色もPAを使っていますがうまくマッチしています。 クラのアレッサンドロ・べヴェラリ大活躍。

 後半はプロコ。 バッティストーニの指揮、そして東フィル、これでもか、というほどの熱演。音楽の波に思わず落涙。 やっぱり演奏会は素晴らしい。「ロミ・ジュリ」最高でした。

 そうそう、バッティストーニがすごく痩せていたのに驚きました。 10キロくらいダイエットしたのではないかしら。 キリリと締まっていました。



「マクベス」 @ 文化会館 4月21日
04/23/2021, 1:30 pm
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指揮: リッカルド・ムーティ

マクベス(バリトン):ルカ・ミケレッティ

バンコ(バス):リッカルド・ザネッラート

マクベス夫人(ソプラノ):アナスタシア・バルトリ

マクダフ(テノール):芹澤佳通

マルコム(テノール):城 宏憲

侍女(ソプラノ):北原瑠美

医者:畠山 茂

召使い:氷見健一郎

刺客:氷見健一郎

伝令:片山将司

第一の亡霊:片山将司

第二の亡霊:金杉瞳子

第三の亡霊:吉田愼知子

管弦楽:東京春祭オーケストラ

合唱:イタリア・オペラ・アカデミー合唱団

合唱指揮:キハラ良尚

待ちに待ったムーティの「マクベス」 ムーティのゲネプロがストリーミング配信され、どんどん盛り上がってきました。  行くつもりだった公演がどんどんキャンセルになり、今年の「春祭」最後の演奏会です。  

コンサートマスターは読響の長原さん。 えっ ティンパニ 誰?すごい、うまい。 管楽器、うまい!!このオケすごい。  常設のオケにならないかしら。

心の中でぶつぶつと呟きながら、この素晴らしさを引き出すムーティのすごさに感激です。 今年1番のコンサート、会場は皆スタンディング・オーベーションで拍手が止みません。    コロナ禍、ムーティが来日できたのも奇跡なら、演奏会が無事に開催されたのも奇跡のようです。    それにしてもゲネプロからの精力的なムーティ、一体あのエネルギーはどこから来るのでしょう。 来年もムーティが元気に来日してくれること、今から心待ちにしています。



バッハ・コレギウム・ジャパン《第九》@オペラシティ 12月27日
12/31/2020, 11:27 pm
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べートーヴェン生誕250年記念 で急遽決まったB.C.Jの第九演奏会。 今年は珍しく2回目の第九です。

指揮:鈴木雅明

オルガン:鈴木優人

ソプラノ:森 麻季

アルト:林 美智子

テノール: 櫻田 亮

バス:加耒 徹

合唱&管弦楽:バッハ・コレギウム・ジャパン

J.S.バッハ:パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582(オルガン独奏)

ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 op.125《合唱付き》

オルガン独奏で始まったコンサート、今年あった色々なことが思い出されます。

ピリオド楽器で演奏される第九。楽器のアンサンブルが違って聴こえ、今までは聴き取れなかった旋律が聴こえてきます。 第九の不気味な出だしや、3楽章が教会のミサの響きに聴こえたり耳がダンボ状態。そして4楽章。加耒さんのバリトンがあのオペラシティに響き渡ると、思わず落涙。ついつい合唱を歌いたくなってしまい、マスクの下で東響と時と同様、口パクでした。

さぁ、今年のコンサート納めです。 中止・延期になったコンサートも多々ありました。 来年がどうなるかまだわかりませんが、コンサート、お芝居、美術展早く今まで通りになって欲しいものです。



東響定期演奏会@オペラシティ 12月23日
12/27/2020, 12:10 am
Filed under: コンサート

指揮:秋山和義

ソプラノ:森野美咲

メゾソプラノ:鳥木弥生

テノール:小原啓楼

バリトン:大山大輔

合唱:新国立劇場合唱団

合唱指導:河原哲也

コンサートマスター:水谷 晃

 

ベートーヴェン:「エグモント」序曲 作品84

ベートーヴェン:交響曲 第9番 ニ短調 作品125 「合唱付き」

エグモントの最初の音、ファ〜〜〜〜 オーケストラのツォッティ。 ホールに気持ちよく響き渡ります。 秋山さん お元気です。 そして「第九」。 第九を聴くのは久しぶりなので、昔 「deine zauber」を「ダイネー ツァウベル」 と歌っていたのを、新国立劇場合唱団が 「ダイネ ツァウバー」 と歌うのが新鮮でした。 合唱が始まると、つい口ずさんでしまいます。 また、歌ってみたいなと。 



ヘンデル:歌劇<リナルド>@オペラシティ 11月3日
11/05/2020, 4:42 pm
Filed under: オペラ, コンサート

指揮・チェンバロ: 鈴木優人

リナルド: 藤木大地

アルミーナ: 森 麻季

アルミーダ: 中江早希

ゴッフレード: 久保法之

エウスタツィオ: 青木洋也

魔法使い: 波多野睦美

アルガンテ: 大西宇宙

使者: 谷口洋介

セイレーン: 松井亜希・澤江衣里

管弦楽: バッハ・コレギウム・ジャパン

 楽しいステージでした。 藤木、久保、青木さんの三人のカンターテノール。 そして森さんの美しい Lascia ch’io pianga(私を泣かせてください)。イタリア歌曲集の中で、私の大好きな曲、思わずその美しさに落涙。     

 そして何よりお見事な鈴木優人のチェンバロ。 大塚直哉との2代のチェンバロの共演は素晴らしいものでした。 ついチェンバロはレスタティーボの間に弾かれる簡単なパートのように思われがちですが、とんでもない、すごい迫力でした。 ますます目の離せない「バッハ・コレギウム・ジャパン」です。



群響 @ オペラシティ 10月30日
11/01/2020, 11:01 pm
Filed under: コンサート

指揮: 山田和樹

ヴィオラ:今井信子

ベルリオーズ: イタリアのハロルド 作品16

ガーシュウィン: パリのアメリカ人

ラヴェル: ラ・ヴァルス

今井信子:アンコール

J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007 より「サラバンド」                        

えっ、群響ってこんなに・・と思うほどの演奏。 「山田和樹おそるべし」

イタリアのハロルドの今井信子さんのヴィオラの美しい響き。 ソロがヴィオラの協奏曲は初めてです。 ヴィオラの音色に酔った後は、後半は「パリのアメリカ人」から。 エ〜〜〜 こんなに群響、ノリが良かったっけ。 団員はめちゃくちゃ楽しそうです。

そして「ラ・ヴァルス」 確か9月でした。 藤田真央x山田和樹の二台ピアノの「ラ・ヴァルス」の動画配信があったのです。(まだ動画を観ることはできます)その後藤田真央くんのソロで聴き、今回は山田和樹指揮でオーケストラ。私の中で最高の「ヴァルス三部作」。 もちろん指揮台の上で山田さんはいつもの通り踊りまくっていました。   会場からも割れんばかりの拍手。 素晴らしいコンサートでした。