窓辺の風景 


J.S.バッハ《ミサ曲 ロ短調》BWV232@オペラシティ 9月20日
09/24/2020, 6:33 pm
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コロナ禍が少し収束に向かい始め、少しずつ元どおりの生活。 1週間あっちへこっちへ。 連日のオペラシティに心も弾みます。

バッハ・コレギウム・ジャパンの「三大宗教曲を聴くⅡ」マタイ受難曲に続いてのミサ曲 ロ短調。 市松模様に座席は満席です。 

澤江衣里(ソプラノⅠ)                           松井亜希(ソプラノⅡ)                           布施奈緒子(アルト)                            西村 悟(テノール)                            加耒 徹(バス)                              バッハ・コレギウム・ジャパン(合唱と管弦楽)                鈴木優人(指揮)

コレギウム・ジャパンのコンサートは古楽器を聴くことができてとても楽しい。コルノ・ダ・カッチャの独奏は最高でした。 一体どうやって音程を作っているのでしょうか、ただの「丸まってる管」だけなのに。                  テノールの西村さんをはじめ素晴らしい演奏でした

訳はラテン語と日本語が紐づけられていてとてもわかりやすい。 そっか、「ドナ・ノービス・パーチェム」って「われらに平安を与えたまえ」だったんだ、と聖歌のメロディまで浮かんできてしまいました。

素敵な日曜日の午後の贈り物でした。次回のヨハネ受難曲も楽しみです。



藤田真央ピアノリサイタル@オペラシティ 9月19日
09/24/2020, 10:46 am
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モーツァルト:ピアノ・ソナタ第7番 ハ長調 K.309

チャイコフスキー:ロマンス へ短調 Op.5

チャイコフスキー:ドゥムカ ハ短調ーロシアの農村風景ーOp.59

アルカン:「単調による12の練習曲」から”イソップの饗宴” ホ短調Op.39-12

ショパン:幻想曲 へ短調 Op.49

ショパン:ポロネーズ 第7番 変イ長調「幻想」Op.61

ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ ト長調

ラヴェル:ラ・ヴァルス

アンコール

クライスラー(ラフマニノフ編):愛の悲しみ
ショパン:ノクターン 第10番 変イ長調 op.32-2

ここのところ、「題名のない音楽会」によく登場している藤田真央くんのリサイタル。

ピアノはスタインウエィ。 前回の東フィルの伊藤恵さんのピアノコンチェルトの時と同じピアノのようです。 なんとなくまだ耳がコンサートホールに慣れてていません。  

モーツアルトの音の粒にはびっくり仰天。 本人もテレビで「なんでそんなに明るい音なの」って言われるけれど・・なんて話していたことがあったけれど、本当に明るい透明感のある音です。アルカンの曲は初めて聴きました、最初がなんとなく「不屈の民」に似ているような感じが、否、「不屈の民」が似ているのですよね。年代としては。

「ロマンス」と合わせたチャイコフスキーの「ドゥムカ、作品5と作品59。20年余り年代が違うところも聴いていて楽しいところです。  後半のショパン2曲に続いてラヴェル2曲。 モーツアルトとラヴェルでは弾いている姿勢が全く変わったのに思わずへぇー、でした。 最後のヴァルスは全くオーケストラに負けない響き。 あっという間の2時間、真央くんの音楽に吸い込まれたひと時でした。

それにしても不思議な座席の売り方で 並び2席は売ってその隣2席空席。何故1席おきではないの?と。カップル席でもあるまいし。 自主的に席を移動して空けてくれということなのでしょうか。



鈴木雅明オルガンリサイタル@オペラシティ 7月19日
07/20/2020, 12:50 am
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オペラシティ、3日目です。

D.ブクステフーデ:《プレルーディウム ト調》 BuxWV148
D.ブクステフーデ:《パッサカリア ニ調》 BuxWV161
J.S.バッハ: コラールパルティータ《喜び迎えん、滋み深きイエスよ》 BMW768
D.ブクステフーデ:コラールファンタジア《われ汝を呼び求めん、主イエス・キリストよ》 BuxWV196
J.S.バッハ: コラール《われ汝を呼び求めん、主イエス・キリストよ》 BMW639
J.S.バッハ:《トッカータとフーガ ニ短調》 BMW565
J.S.バッハ: コラール《おお人よ、汝の罪の大いなるを嘆け》 BMW622
J.S.バッハ:《パッサカリアとフーガ》 BMW582
アンコール
J.S.バッハ:《主イエス・キリストよ、われらを顧みたまえ》BWV709

楽しい3日間でした。 久しぶりのコンサート三昧の贅沢な時間。 今までは当たり前だったことがコロナで様変わりしてしましたが、また少しずつ戻ってきたことに、ただただ感謝です。 



東響定期演奏会@オペラシティ 7月18日
07/19/2020, 12:21 am
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指揮: ジョナサン・ノット[映像出演]
コンサートマスター: 水谷 晃

ベンジャミン・ブリテン: フランク・ブリッジの主題に夜変奏曲
ドヴォルザーク: 交響曲第8番 ト長調 op.88

今日は東響の団員の弦楽器の方はマスク着用です。 昨日の東フィルは当日チケットとして郵送されてきたハガキに名前・住所を書き帰る時に回収していました。 今日の東響は自分でチケットの半券を切るやり方。 会場入り口はどちらも検温・消毒をしていました。

2週間ほど前でしょうか、東響から演奏会の通知が届き ジョナサン・ノット[映像出演]と明記してあったので、一体どんな方法をとるのかと、興味津々です。

1曲目のブリテンは指揮者なし。 弦楽4重奏で、編成も小さいですが、コンサートマスター大活躍でしょうか。 初めてのブリテンの曲を聴くことができて大満足。

さて、映像出演のドヴォルザーク。 えーーー舞台に4枚のモニターが。 映ってる、あれは確かにジョナサン・ノット。 燕尾服を着て、指揮棒を持って、3人のノットが団員に向かって立っています。
でも、でも、映像と演奏の音のズレはどうするのさ?と。 ノットが音を聴きながら指揮をするって、できるの?と、私の頭は?????。 
プログラム・ノートの最後に辻 敏さん(東響事務局長)のエッセイが載っていました。「ノットは演奏を聴かずに指揮をしてその映像を撮る。 東響は映像に合わせるリハーサルをやるのではなく、ノットのスコアをもとに音作りをして本番だけ映像を見るくらいのイメージにする」 お見事でした。私の席はとてもよくノットの棒が見える場所です。 確かにノットが指揮がした東京交響楽団の演奏でした。 コロナがなければ思いもつかないコンサートです。 本流ではないにしろ、こんなこともやってみた、こんなこともできるんだ、ということでしょう。 ノットと東響の信頼関係のなせる技の演奏会でした。



東フィル定期演奏会@オペラシティ 7月17日
07/17/2020, 11:33 pm
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指揮: 佐渡裕
コンサートマスター: 三浦章宏

ベートーヴェン: 序曲『コリオラン』 ハ短調 op.62
ベートーヴェン: 交響曲第7番 イ長調 op.92

3月以来のオペラシティです。 観客は2、3割でしょうか。 いつものお隣さん、そのまたお隣さんもお休みです。 
とにかく、このコンサートは日にち変更、あのコンサートは中止等で、チケットを返したのだか、いつに変更になったのだか記憶の糸が途切れたままのここ4ヶ月です。  チケットの取り方まで忘れそうでした。

あぁ久しぶり、と舞台を観ると、オーケストラの団員が登場。 ソーシャルディスタンスで離れて座っているので舞台いっぱいに団員が広がっています。 この距離って楽譜が見えるギリギリ・・より遠いようにも思えます。  
佐渡さんが指揮台に登場。 序曲『コリオラン』の最初の弦楽のトゥッティの音「C」が会場に響き渡ります。 もーだめ。思わず涙です。 こんなに音に包まれることに感動するとは思ってもいませんでした。

7番も素晴らしい演奏でした。 どんどん前に突き進んでいく力強い音楽が、演奏会を開くことができた喜びを表しているようにも感じられます。  明日は東響の定期です。



東響定期演奏会@オペラシティ 3月21日
03/25/2020, 10:19 pm
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指揮: 飯森範親
チェロ: 新倉瞳
コンサートマスター: グレブ・ニキティン

ラヴェル: ラ・ヴァルス
ファジル・サイ: 「11月の夜想曲」 チェロと管弦楽のために
         (新倉瞳んいよる委嘱作品)
ラヴェル: 道化師の朝の歌
ラヴェル: スペイン狂詩曲
ラヴェル: ボレロ

今月になってのコロナ感染騒ぎで、なんと来月までの演奏会・お芝居など10公演以上がキャンセル・延期となりました。 今日もいつもより客席は埋まっていません。

今日のボレロ、小太鼓の予備が置いてあります。珍しいです。   そっか、いつでしたか、東響?でティンパニの皮が破れたことありましたっけ。「備えあれば憂いなし」ですね。

つくづく同じ曲でもピアノのソロとオーケストラ、なんて違うのでしょう。色々な楽器の音色を持っているオーケストラが羨ましくなります。

そんなこんなとお喋りをしていたお隣さん、来シーズンはサントリーの定期に移る予定とのこと。 どこかでまたお会いすることもあるかもしれません。 



アンドラーシュ・シフ リサイタル @ オペラシティ 3月19日
03/20/2020, 12:35 am
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梶本のwebでシフのライブ・ストリーミングがあった影響でしょうか、今日はほぼ満席です。 みんな演奏会の『生の音』が聴きたいのでしょうね。 しかも2週続けて ベーゼンドルファーの音を聴くことができるなんて幸せです。

シューマン: 精霊の主題による変奏曲 変ホ長調 WoO24
ブラームス: 3つのインテルメッツォ op.117
モーツアルト: ロンド イ短調 K.511
ブラームス: 6つのピアノ小品 op.119
ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ第26番 変ホ長調 op.81a「告別」

アンコール
J.S.バッハ: ゴルトベルク変奏曲 BWV988から アリア
モーツァルト: ピアノ・ソナタ第15番 ハ長調 K.545から 第1楽章
ブラームス: アルバムの小品
シューマン: アラベスク op.18
シューマン: 「子供のためのアルバム」op.68から 楽しき農夫
シューベルト: 即興曲 変ト長調 D899-3

今日は、曲の間の拍手はしないで、というシフの希望がアナウンスされ、会場はしーーーん。  

今回のシフのコンサート、ブラームスも堪能しました。 op,76,116,117,118,119 と2日間のコンサートでブラームス最後のピアノ曲を織り交ぜ楽しませてくれました。 今日の最初はシューマン最後のピアノ曲 ”Ghost Variations” 。 最後は締めの「告別」 

そして、また『シフ劇場パートⅡ』 ゴールドベルクのアリアが始まった時には、えっ、弾く? ゴールドベルク +1時間 なんて期待しましたが、まさかそんなことがあるわけありません。 最後の最後はシューベルトの即興曲。 

あっという間に素敵な時間が過ぎ去ってしまいましたけれど、また来年来日して美しいピアノの音を聴かせてもらえること、楽しみにしています。 「告別」の3楽章は「再会」ですもの。



アンドラーシュ・シフ リサイタル @ オペラシティ 3月12日
03/13/2020, 11:14 pm
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あちこちで演奏会が中止になっている中、シフのリサイタルは開催されました。 オペラシティ、チケットのモギリはなし、プログラム・チラシの手渡しもなし。 あちこちに消毒用のアルコールが置いてあります。

メンデルスゾーン: 幻想曲 嬰へ短調 op.28 『スコットランド・ソナタ』
ベートーヴェン: ソナタ第24番 嬰ヘ長調 op.78 『テレーゼ』
ブラームス: 8つのピアノ小品 op.76
ブラームス: 7つの幻想曲集 op.116
J.S.バッハ: イギリス組曲 第6番 ニ短調 BWV811

アンコール
J.S.バッハ: イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV971
ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ第12番 変イ長調 op.26「葬送」から 第1楽章
メンデルスゾーン: 無言歌第1集 op.19bから 「甘い思い出」
          無言歌集第6巻 op.67から 「紡ぎ歌」
ブラームス: インテルメッツォ イ長調 op.118-2
シューベルト: ハンガリー風のメロディ D817

つくづくと、シフはバッハが好きなのだ、と。 最後のイギリス組曲、シフの背中が本当に楽しそうなのです。楽しくて楽しくて仕方ないと背中がおしゃべりしているのです。 最高のバッハでした。
で・・・アンコールは、いつもの『シフ劇場・第二部』 
 
シフ・リサイタル、第一夜 無事終了です。 来週も楽しみです。



N響 定期公演 @ サントリーホール 12月11日
12/13/2019, 9:48 pm
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指揮: パブロ・エラス・カサド
ピアノ: ダニエル・ハリトーノフ
コンサートマスター: 伊藤亮太郎

リムスキー・コルサノフ
スペイン奇想曲 作品34
Ⅰ 朝の歌
Ⅱ 変奏曲
Ⅲ 朝の歌
Ⅳ情景とロマの歌
Ⅴ アストゥリアのファンダンゴ

リスト
ピアノ協奏曲 第1番 変ホ長調
Ⅰ アレグロ・マエストーソ
Ⅱ クワジ・アダージョ
Ⅲ アレグレット・ヴィヴァーチェ
Ⅳ アレグロ・マルツィアーレ・アニマート

チャイコフスキー
交響曲 第1番 ト短調 作品13
「冬の日の幻想」
Ⅰ 冬の日の幻想
Ⅱ 憂鬱の地、霧の地
Ⅳスケルツォ
Ⅴ 終曲

スペイン奇想曲では「変奏曲」で あの「スラヴァ」に似たメロディが何回も登場し、あれれこんなところにまで、と変に感心。 

サァ、リストのコンチェルト。 かすかな記憶で、昔、サンフランシスコ交響楽団とスティーヴン・ハフで聞いた記憶があります。 今日は若いダニエル・ハリトーノフ。 舞台の段差を物ともせずに駆け上がって来ます,高い身長・長い足で。 演奏会には随分来ていますが、あんなに元気よく出てくる演奏者は初めてです。 お隣のご婦人と「若さですねぇ」とちょっと羨望の目。 演奏も若さ爆発。 アンコールで弾いた曲、あれっ誰の曲?んん?と休憩中に確かめに行ったら、なんと自作でした。 

思ったより、暖かい冬の夜。 雨も上がり空には満月に近いお月様が顔を出していました。 今年の演奏会は多分、これで終わりです。 



N響定期演奏会 @ NHKホール 12月7日
12/08/2019, 11:15 pm
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指揮: ディエコ・マテウス
ヴァイオリン: ニキータ・ボリソグレブスキー
コンサートマスター: ヴェスコ・エシュケナージ

メンデルスゾーン
 「夏の夜の夢」序曲 作品21
グラズノフ
 ヴァイオリン協奏曲 イ短調 作品82
ベルリオーズ
 幻想交響曲 作品14

見事、睡魔に襲われ撃沈。 大好きな幻想交響曲は子守唄に。zzzzzzz