窓辺の風景 


「田舎騎士道」「道化師」 2月5日 @ 芸術劇場
02/06/2023, 11:00 pm
Filed under: オペラ

「全国共同制作オペラ」シリーズ。 

マスカーニ「カヴァレリア・ルスティカーナ」 

レオン・カヴァッロ 「道化師」

指揮 : アッシャー・フィッシュ

管弦楽: 読売交響楽団

「カヴァレリア・ルスティカーナ」

トゥリッドゥ: アントネッロ・バロンビ  

サントゥッツァ: テレサ・ロマーノ

ローラ: 島木弥生

アルフィオ: 三戸大久

ルチア: 森山京子

「道化師」

カニオ: アントネッロ・バロンビ

ネッダ: 柴田紗貴子

トニオ: 清水勇磨

とりあえず、歌手の名前だけです。 この歌手にダンサーがプラスされます。  

「ううううう〜〜〜〜ん」 一言で言って「疲れた!!」

パソコンの画面を見ながらテレビを見て、耳はラジオを聴いているような疲れ方です。 結局目も耳も歌手を追うので、ダンサーの動きが邪魔になってしまうのです。 それにダンサーの体の表現はわかるのですが、少し暴力的なところが・・・・あまり好きではないです。 

歌手はすごかったで、もう一度普通の演出で観たいですね。

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二期会「フィガロの結婚」 @ 東京文化会館 2月9日
02/10/2022, 11:09 pm
Filed under: オペラ

「影のない女」が公演中止になり、急遽 宮本亜門演出の「フィガロの結婚」に変更。 前回評判が良かったのに観ることができなかったため、今回はチケットをゲット。 

このコロナ禍、どうなるかと思ったがどうにか無事上演でき、久しぶりのモーツアルトでした。 やっぱりモーツアルトの音楽の持つ明るさが、こんな時には必要なようです。  

スザンナの宮地江奈さんの心地よいリリックソプラノ。伯爵夫人の木村博美さん、伯爵は大沼徹さん、フィガロ、萩原潤さん、ケルビーノの小林由佳さん。 とても楽しいオペラでした。

ところで・・「影のない女」はいつ上演されるのでしょうか。     



MET 初演 テレンス・ブランチャード《Fire Shut Up in My Bones》 2月3日
02/03/2022, 11:37 pm
Filed under: オペラ

指揮:ヤニック・ネゼ=セガン

演出:ジェイムズ・ロビンソン&カミール・A・ブラウン

出演:ウィル・リバーマン、エンジェル・ブルー、ラトニア・ムーア、ウォルター・ラッセル三世

セニック・ネぜ=セガンが ド派手なシャツを着てオーケストラピットに登場。 そんなところ可愛らしくって大好きです。

テレンス・ブランチャードはMETで初めての黒人の作曲家。 原作はチャールズ・M・ブローの自伝、幼い頃の性的虐待のトラウマを描いた内容です。 全て黒人のキャストのパフォーマンスは歌もダンスも圧巻。 こういった作品がMETの新シーズンのオープニングを飾るって、アメリカの底力のようなものを感じます。 なんといっても子役を演じるウオーター・ラッセル三世、インタビューにきちんと答えしっかりと話す様子には、本当に驚きます。最後のカーテンコールで泣いていた彼は、一体どんな青年に成長するのか楽しみです。



ワルキューレ @ 新国立劇場 3月17日
03/18/2021, 11:29 pm
Filed under: オペラ

コロナ禍の中、新国立劇場は頑張っています。 今回もワルキューレ開催です。 

今年のワグナー祭り 「タンホイザー」「ワルキューレ」「パルジファル」 の2番目までは無事漕ぎ着けました。

指揮:大野和士

原演出:ゲッツ・フリードリヒ

美術・衣装:ゴットフリート・ピルツ

照明:キンモ・ルスケラ

再演演出:澤田康子

舞台監督:村田健輔

管弦楽 : 東京交響楽団

ジークムント:村上敏明(第1幕)、秋谷直之(第2幕)

フンディング:長谷川 顯

ヴォータン:ミヒャエル・クプファー=ラデツキー

ジークリンデ:小林厚子

ブリュンヒルデ:池田香織

フリッカ:藤村実穂子

ゲルヒルデ:佐藤路子

オルトリンデ:増田 のり子

ヴァルトラウテ:増田弥生

シュヴェルトライテ:中島郁子

ヘルムヴィーゲ:平井香織

ジークルーネ:小泉詠子

グリムゲルデ:金子美香

ロスヴァイセ:田村 由貴絵

今回は 大野和士さんがyoutubeで説明していますが アッバス版という オケは多少の縮小サイズになっているようですが、ほとんど気になりませんでした。 というかこれで十分だったかも。  

それにしてもジークムントを二人で分けるというのはよく考えたものです。 歌舞伎の通し狂言だと、あれ、さっきの義経と違うよね、あれ力弥も顔が違う・・・なんてこともよくありますけど。

ただ一人、予定通りは藤村実穂子さん。 もう慣れている「フリッカ」見事でした。 ブリュンヒンデ、池田香織さんも素晴らしかった。 今回はとても気合が入っていたので4時間が短く感じるほど。さぁ、残すところは「パルジファル」。 神に祈るしかありません。



二期会 タンホイザー @ 東京文化会館 2月20日
02/21/2021, 2:30 pm
Filed under: オペラ

指 揮:   セバスティアン・ヴァイグレ

原演出:   キース・ウォーナー

演出補:   ドロテア・キルシュバウム

タンホイザー:片寄純也

エリーザベト:田崎尚美

ヴェーヌス: 板波利加

ヴォルフラム:大沼 徹

ヘルマン:  狩野賢一

ヴァルター: 大川信之

 他

合  唱:  二期会合唱団

管弦楽:   読売交響楽団

久しぶりの東京文化会館、そしてワーグナーです。 やっぱりワーグナーの曲は美しい。 聴きに来て本当に良かった、と思います。 本題「タンホイザーとヴァルトベルグの歌合戦」 三幕のヴォルフラム・大沼 徹の「夕星の歌」素晴らしかった。 心の中で「大ブラヴォ〜〜〜」エリザベト・田崎尚美も良かった。  オーケストラもずいぶんと小編成になっていましたが、音は良く鳴っていました。 さすが読響です。  来月の山田和樹も楽しみです。 帰り道は気持ちよく 「夕星の歌」そーれー♯ど♮どーし♭しーらそーをハミングでした。 

 暖かい気温に誘われて、不忍の池の周りにも結構人が出ています。 やはり土曜日・日曜日は人出が多いのでちょっと外に出るのも考えてしまいます。 あと2、3週間もすると、きっとお花見の人でいっぱいになるのでしょうね。



ヘンデル:歌劇<リナルド>@オペラシティ 11月3日
11/05/2020, 4:42 pm
Filed under: オペラ, コンサート

指揮・チェンバロ: 鈴木優人

リナルド: 藤木大地

アルミーナ: 森 麻季

アルミーダ: 中江早希

ゴッフレード: 久保法之

エウスタツィオ: 青木洋也

魔法使い: 波多野睦美

アルガンテ: 大西宇宙

使者: 谷口洋介

セイレーン: 松井亜希・澤江衣里

管弦楽: バッハ・コレギウム・ジャパン

 楽しいステージでした。 藤木、久保、青木さんの三人のカンターテノール。 そして森さんの美しい Lascia ch’io pianga(私を泣かせてください)。イタリア歌曲集の中で、私の大好きな曲、思わずその美しさに落涙。     

 そして何よりお見事な鈴木優人のチェンバロ。 大塚直哉との2代のチェンバロの共演は素晴らしいものでした。 ついチェンバロはレスタティーボの間に弾かれる簡単なパートのように思われがちですが、とんでもない、すごい迫力でした。 ますます目の離せない「バッハ・コレギウム・ジャパン」です。



東フィル定期演奏会 @ オペラシティ 2月19日
02/20/2020, 11:55 pm
Filed under: オペラ

オペラ演奏会形式
ビゼー作曲 『カルメン』

指揮: チョン・ミョンフン

カルメン: マリーナ・コンパラート
ドン・ホセ: キム・アルフレード
エスカミーリョ: チェ・ビョンヒョク
ミカエラ: アンドレア・キャロル
スニガ: 伊藤貴之
モレラス: 青山 貴
ダンカイロ: 上江隼人
レメンダード: 清水徹太郎
フラスキータ: 伊藤 晴
メルセデス: 山下牧子

合唱: 新国立劇場
児童合唱: 杉並児童合唱団

楽しい3時間、 チョン・ミョンフンはスコアを暗譜。 しっかり楽しんで指揮棒を振っていました。
普段はオーケストラピットに入っているオケを見るのは楽しいものです。あっ、ここはこんな風に楽器の掛け合いなんだ、などヘェ〜、ヘェ〜の連続。  お隣さんと、クラリネット、上手いですね、なんておしゃべり。 
ところで「ハバネラ」ってなんですか? もしかして唐辛子って意味で? とお隣さんに聞いたら、唐辛子はハバネロ、で、ハバネラはと、おもむろに電子辞書を取り出し・・キューバの2拍子のダンスだって、と。 唐辛子には大爆笑されてしまいました。

それにしても、今日の空調のうるささは凄まじかったです。 こんなにうるさかったこと、今までなかったのですけれどねぇ・・・・コロナウィルス予防????



イオランタ @ 新国立劇場 6月29日
06/30/2019, 3:26 pm
Filed under: オペラ

新国立劇場オペラ研修所 オペラ試演会
 
イオランタ  チャイコフスキー作曲

演出・美術: ヤニス・ヤッコス
指揮: 鈴木恵里奈
ピアノ: 高田絢子・原田園美

レネ王: 松中哲平
ロベルト: 野町知弘
ボデモン: 濱松孝行
エブン=ハキヤ: 森翔梧
イオランタ: 和田悠花
マルタ: 一條翠葉
ベルトラン: 程音聡
ブリギッタ: 斉藤真歩
ラウラ: 小野綾香

小劇場の2台ピアノによるオペラ公演、「イオランタ」 なかなか面白かった。 
関係ないけれど ANAがスカラシップ出しているのを発見。 へ〜〜。



カルメル会修道女の対話 METライブヴューイング
06/12/2019, 12:20 am
Filed under: オペラ

プーランク作曲 「カルメル会修道女の対話」

指揮: ヤニック・ネゼ=セガン
演出: ジョン・デクスター
出演: ブランシュ・ド・ラ・フォルシュ:イザベル・レナード
    修道院長:カリタ・マッティラ
    新修道院長:エイドリアン・ピエチョンカ
    コンスタンス:エリン・モーリー

このオペラを聴くと、今までプーランクの音楽の明るい部分だけを聴いてきたように思います。 暗く重いオペラの内容が音楽と主に心に入り込んできます。 引きずり込まれるような感動を覚え、思わず落涙。久しぶりに感動のオペラでした。 それにしてもカリタ・マッティラの老け役、もに凄い迫力です。



ドン・ジョヴァンニ@新国立劇場 5月22日
05/23/2019, 12:26 am
Filed under: オペラ

指揮: カーステン・ヤヌシュク
演出: グリシャ・アサガロフ
合唱: 新国立劇場合唱団
管弦楽: 東京フィルハーモニー交響楽団
チェンバロ: 小埜寺 美樹

ドン・ジョヴァンニ: ニコラ・ウリヴィエーリ
騎士長: 妻屋秀和
レポレッロ: ジョヴァンニ・フルラネット
ドンナ・アンナ: マリゴーナ・ケルケジ
ドン・オッタヴィオ: ファン・フランシスコ・ガテル
ドンナ・エルヴィーラ: 脇園 彩
マゼット: 久保和範
ツェルリーナ: 九嶋香奈枝

この演出は何回目? 2、3回見た記憶があります。 日本人キャスト、妻屋さん、脇園さんとても良かった。      
今回の問題は・・・香害、柔軟剤の臭い・・・逃げ場がありません。 ちょっと頭がクラクラ。マスクは必需品ですね。