Filed under: オペラ
「全国共同制作オペラ」シリーズ。
マスカーニ「カヴァレリア・ルスティカーナ」
レオン・カヴァッロ 「道化師」
指揮 : アッシャー・フィッシュ
管弦楽: 読売交響楽団
「カヴァレリア・ルスティカーナ」
トゥリッドゥ: アントネッロ・バロンビ
サントゥッツァ: テレサ・ロマーノ
ローラ: 島木弥生
アルフィオ: 三戸大久
ルチア: 森山京子
「道化師」
カニオ: アントネッロ・バロンビ
ネッダ: 柴田紗貴子
トニオ: 清水勇磨
とりあえず、歌手の名前だけです。 この歌手にダンサーがプラスされます。
「ううううう〜〜〜〜ん」 一言で言って「疲れた!!」
パソコンの画面を見ながらテレビを見て、耳はラジオを聴いているような疲れ方です。 結局目も耳も歌手を追うので、ダンサーの動きが邪魔になってしまうのです。 それにダンサーの体の表現はわかるのですが、少し暴力的なところが・・・・あまり好きではないです。
歌手はすごかったで、もう一度普通の演出で観たいですね。
Filed under: オペラ
「影のない女」が公演中止になり、急遽 宮本亜門演出の「フィガロの結婚」に変更。 前回評判が良かったのに観ることができなかったため、今回はチケットをゲット。
このコロナ禍、どうなるかと思ったがどうにか無事上演でき、久しぶりのモーツアルトでした。 やっぱりモーツアルトの音楽の持つ明るさが、こんな時には必要なようです。
スザンナの宮地江奈さんの心地よいリリックソプラノ。伯爵夫人の木村博美さん、伯爵は大沼徹さん、フィガロ、萩原潤さん、ケルビーノの小林由佳さん。 とても楽しいオペラでした。
ところで・・「影のない女」はいつ上演されるのでしょうか。
Filed under: オペラ
指揮:ヤニック・ネゼ=セガン
演出:ジェイムズ・ロビンソン&カミール・A・ブラウン
出演:ウィル・リバーマン、エンジェル・ブルー、ラトニア・ムーア、ウォルター・ラッセル三世
セニック・ネぜ=セガンが ド派手なシャツを着てオーケストラピットに登場。 そんなところ可愛らしくって大好きです。
テレンス・ブランチャードはMETで初めての黒人の作曲家。 原作はチャールズ・M・ブローの自伝、幼い頃の性的虐待のトラウマを描いた内容です。 全て黒人のキャストのパフォーマンスは歌もダンスも圧巻。 こういった作品がMETの新シーズンのオープニングを飾るって、アメリカの底力のようなものを感じます。 なんといっても子役を演じるウオーター・ラッセル三世、インタビューにきちんと答えしっかりと話す様子には、本当に驚きます。最後のカーテンコールで泣いていた彼は、一体どんな青年に成長するのか楽しみです。
Filed under: オペラ
コロナ禍の中、新国立劇場は頑張っています。 今回もワルキューレ開催です。
今年のワグナー祭り 「タンホイザー」「ワルキューレ」「パルジファル」 の2番目までは無事漕ぎ着けました。
指揮:大野和士
原演出:ゲッツ・フリードリヒ
美術・衣装:ゴットフリート・ピルツ
照明:キンモ・ルスケラ
再演演出:澤田康子
舞台監督:村田健輔
管弦楽 : 東京交響楽団
ジークムント:村上敏明(第1幕)、秋谷直之(第2幕)
フンディング:長谷川 顯
ヴォータン:ミヒャエル・クプファー=ラデツキー
ジークリンデ:小林厚子
ブリュンヒルデ:池田香織
フリッカ:藤村実穂子
ゲルヒルデ:佐藤路子
オルトリンデ:増田 のり子
ヴァルトラウテ:増田弥生
シュヴェルトライテ:中島郁子
ヘルムヴィーゲ:平井香織
ジークルーネ:小泉詠子
グリムゲルデ:金子美香
ロスヴァイセ:田村 由貴絵
今回は 大野和士さんがyoutubeで説明していますが アッバス版という オケは多少の縮小サイズになっているようですが、ほとんど気になりませんでした。 というかこれで十分だったかも。
それにしてもジークムントを二人で分けるというのはよく考えたものです。 歌舞伎の通し狂言だと、あれ、さっきの義経と違うよね、あれ力弥も顔が違う・・・なんてこともよくありますけど。
ただ一人、予定通りは藤村実穂子さん。 もう慣れている「フリッカ」見事でした。 ブリュンヒンデ、池田香織さんも素晴らしかった。 今回はとても気合が入っていたので4時間が短く感じるほど。さぁ、残すところは「パルジファル」。 神に祈るしかありません。
Filed under: オペラ
指 揮: セバスティアン・ヴァイグレ
原演出: キース・ウォーナー
演出補: ドロテア・キルシュバウム
タンホイザー:片寄純也
エリーザベト:田崎尚美
ヴェーヌス: 板波利加
ヴォルフラム:大沼 徹
ヘルマン: 狩野賢一
ヴァルター: 大川信之
他
合 唱: 二期会合唱団
管弦楽: 読売交響楽団
久しぶりの東京文化会館、そしてワーグナーです。 やっぱりワーグナーの曲は美しい。 聴きに来て本当に良かった、と思います。 本題「タンホイザーとヴァルトベルグの歌合戦」 三幕のヴォルフラム・大沼 徹の「夕星の歌」素晴らしかった。 心の中で「大ブラヴォ〜〜〜」エリザベト・田崎尚美も良かった。 オーケストラもずいぶんと小編成になっていましたが、音は良く鳴っていました。 さすが読響です。 来月の山田和樹も楽しみです。 帰り道は気持ちよく 「夕星の歌」そーれー♯ど♮どーし♭しーらそーをハミングでした。
暖かい気温に誘われて、不忍の池の周りにも結構人が出ています。 やはり土曜日・日曜日は人出が多いのでちょっと外に出るのも考えてしまいます。 あと2、3週間もすると、きっとお花見の人でいっぱいになるのでしょうね。
指揮・チェンバロ: 鈴木優人
リナルド: 藤木大地
アルミーナ: 森 麻季
アルミーダ: 中江早希
ゴッフレード: 久保法之
エウスタツィオ: 青木洋也
魔法使い: 波多野睦美
アルガンテ: 大西宇宙
使者: 谷口洋介
セイレーン: 松井亜希・澤江衣里
管弦楽: バッハ・コレギウム・ジャパン
楽しいステージでした。 藤木、久保、青木さんの三人のカンターテノール。 そして森さんの美しい Lascia ch’io pianga(私を泣かせてください)。イタリア歌曲集の中で、私の大好きな曲、思わずその美しさに落涙。
そして何よりお見事な鈴木優人のチェンバロ。 大塚直哉との2代のチェンバロの共演は素晴らしいものでした。 ついチェンバロはレスタティーボの間に弾かれる簡単なパートのように思われがちですが、とんでもない、すごい迫力でした。 ますます目の離せない「バッハ・コレギウム・ジャパン」です。
Filed under: オペラ
オペラ演奏会形式
ビゼー作曲 『カルメン』
指揮: チョン・ミョンフン
カルメン: マリーナ・コンパラート
ドン・ホセ: キム・アルフレード
エスカミーリョ: チェ・ビョンヒョク
ミカエラ: アンドレア・キャロル
スニガ: 伊藤貴之
モレラス: 青山 貴
ダンカイロ: 上江隼人
レメンダード: 清水徹太郎
フラスキータ: 伊藤 晴
メルセデス: 山下牧子
合唱: 新国立劇場
児童合唱: 杉並児童合唱団
楽しい3時間、 チョン・ミョンフンはスコアを暗譜。 しっかり楽しんで指揮棒を振っていました。
普段はオーケストラピットに入っているオケを見るのは楽しいものです。あっ、ここはこんな風に楽器の掛け合いなんだ、などヘェ〜、ヘェ〜の連続。 お隣さんと、クラリネット、上手いですね、なんておしゃべり。
ところで「ハバネラ」ってなんですか? もしかして唐辛子って意味で? とお隣さんに聞いたら、唐辛子はハバネロ、で、ハバネラはと、おもむろに電子辞書を取り出し・・キューバの2拍子のダンスだって、と。 唐辛子には大爆笑されてしまいました。
それにしても、今日の空調のうるささは凄まじかったです。 こんなにうるさかったこと、今までなかったのですけれどねぇ・・・・コロナウィルス予防????
Filed under: オペラ
新国立劇場オペラ研修所 オペラ試演会
イオランタ チャイコフスキー作曲
演出・美術: ヤニス・ヤッコス
指揮: 鈴木恵里奈
ピアノ: 高田絢子・原田園美
レネ王: 松中哲平
ロベルト: 野町知弘
ボデモン: 濱松孝行
エブン=ハキヤ: 森翔梧
イオランタ: 和田悠花
マルタ: 一條翠葉
ベルトラン: 程音聡
ブリギッタ: 斉藤真歩
ラウラ: 小野綾香
小劇場の2台ピアノによるオペラ公演、「イオランタ」 なかなか面白かった。
関係ないけれど ANAがスカラシップ出しているのを発見。 へ〜〜。
Filed under: オペラ
プーランク作曲 「カルメル会修道女の対話」
指揮: ヤニック・ネゼ=セガン
演出: ジョン・デクスター
出演: ブランシュ・ド・ラ・フォルシュ:イザベル・レナード
修道院長:カリタ・マッティラ
新修道院長:エイドリアン・ピエチョンカ
コンスタンス:エリン・モーリー
このオペラを聴くと、今までプーランクの音楽の明るい部分だけを聴いてきたように思います。 暗く重いオペラの内容が音楽と主に心に入り込んできます。 引きずり込まれるような感動を覚え、思わず落涙。久しぶりに感動のオペラでした。 それにしてもカリタ・マッティラの老け役、もに凄い迫力です。
Filed under: オペラ
指揮: カーステン・ヤヌシュク
演出: グリシャ・アサガロフ
合唱: 新国立劇場合唱団
管弦楽: 東京フィルハーモニー交響楽団
チェンバロ: 小埜寺 美樹
ドン・ジョヴァンニ: ニコラ・ウリヴィエーリ
騎士長: 妻屋秀和
レポレッロ: ジョヴァンニ・フルラネット
ドンナ・アンナ: マリゴーナ・ケルケジ
ドン・オッタヴィオ: ファン・フランシスコ・ガテル
ドンナ・エルヴィーラ: 脇園 彩
マゼット: 久保和範
ツェルリーナ: 九嶋香奈枝
この演出は何回目? 2、3回見た記憶があります。 日本人キャスト、妻屋さん、脇園さんとても良かった。
今回の問題は・・・香害、柔軟剤の臭い・・・逃げ場がありません。 ちょっと頭がクラクラ。マスクは必需品ですね。