窓辺の風景 


能・企画公演 @ 国立能楽堂 12月25日
12/27/2019, 12:09 am
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復曲狂言
『蜂』

野村又三郎の一人狂言。 後見が蜂の羽音を 「ぶ〜〜〜〜ん」と真似て唸る?謡う?っているのがなんとも可笑しみがある。 この蜂の羽音だけが後見のお仕事。 後ろに座って「ぶ〜〜〜〜ん」。 
上演記録は1954年が最後で、野村又三郎が2012年に復曲させたもの。

復曲能
『吉野琴』
こちらは観世元雅の作。
500年以上にわたって上演されなかったものを、平成26年に片山九郎右衛門がシテを勤め、復曲。
後シテの「天女」の舞。 美しい。 歩いているのに、地に足が着いていないような、浮いているような佇まい。不思議です。
  
今年の締めくくりは「能」でした。 

さぁ、来年はどんな舞台を見ることができるのでしょうか、とても楽しみです。
 



『近江源氏先陣館―盛綱陣屋―』と『蝙蝠の安さん』 @ 国立劇場 12月19日
12/21/2019, 11:30 pm
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染五郎抜きの 白鴎と幸四郎の舞台です。
今月、染五郎くんはどこにいるのでしょうね。

白鴎の盛綱、幸四郎は信楽太郎。 魁春の篝火、高麗蔵の早瀬。

『盛綱陣屋』の小四郎を染五郎が演じていたのを思いだした。 確か盛綱は仁左衛門でしたっけ。

今回、何故かいつもより義太夫の文楽回しが多いような気がします。 これってどこからどこまでを一人で、と決まっていないのですね。 初めて知りました。

『蝙蝠の安さん』 チャップリンの「街の灯」を元に劇作家の木村錦花が、主人公のキャラクターを、歌舞伎の名作『与話情浮名横櫛』の蝙蝠の安五郎(やすごろう)に脚色した異色作。   チャップリンの大ファンである幸四郎が、念願の安さんを演じています。

面白いことは面白いけれど、めちゃくちゃ面白くはない。  12月、師走。 歌舞伎座も国立もなんとなく不思議な演目でした。



十二月大歌舞伎  12月17日
12/18/2019, 12:46 am
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一、神霊矢口渡
  頓兵衛住家の場
二、本朝白雪姫譚話

「神霊矢口渡」何回か観ているのですが、かすかな記憶のみ。 でも、今日の舞台の「梅枝」は記憶に残りそうです。  

俳優祭ではありません。 「本朝白雪姫譚話」 
ちょっと無理があるかな、っていうのが感想です。 
着物が随分話題になっているようです。 確かに素晴らしい、でも・・・・。



能・普及公演『柑子』『葛城』@国立能楽堂 12月14日
12/16/2019, 1:26 am
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狂言・大蔵流 『柑子』
オチは俊寛。 

能・観世流 『葛城』
以前、高千穂のお神楽をこの能楽堂の舞台で観た時、神楽の舞台と能楽堂の舞台が同じ大きさだ、という話を聞いた。   この『葛城』通常の演出では最後に舞われる「大和舞」、「序の舞」を舞うところ観世流の「大和舞」では舞が「神楽」になる場合があるとのこと。 舞台の大きさが同じということは何かしら関連性があるから変更しやすいのでしょう。 

実際の暦は旧暦だったから1月ですが、日付だけは同じ『赤穂浪士の討ち入り』の日だということ、思い出しました。



N響 定期公演 @ サントリーホール 12月11日
12/13/2019, 9:48 pm
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指揮: パブロ・エラス・カサド
ピアノ: ダニエル・ハリトーノフ
コンサートマスター: 伊藤亮太郎

リムスキー・コルサノフ
スペイン奇想曲 作品34
Ⅰ 朝の歌
Ⅱ 変奏曲
Ⅲ 朝の歌
Ⅳ情景とロマの歌
Ⅴ アストゥリアのファンダンゴ

リスト
ピアノ協奏曲 第1番 変ホ長調
Ⅰ アレグロ・マエストーソ
Ⅱ クワジ・アダージョ
Ⅲ アレグレット・ヴィヴァーチェ
Ⅳ アレグロ・マルツィアーレ・アニマート

チャイコフスキー
交響曲 第1番 ト短調 作品13
「冬の日の幻想」
Ⅰ 冬の日の幻想
Ⅱ 憂鬱の地、霧の地
Ⅳスケルツォ
Ⅴ 終曲

スペイン奇想曲では「変奏曲」で あの「スラヴァ」に似たメロディが何回も登場し、あれれこんなところにまで、と変に感心。 

サァ、リストのコンチェルト。 かすかな記憶で、昔、サンフランシスコ交響楽団とスティーヴン・ハフで聞いた記憶があります。 今日は若いダニエル・ハリトーノフ。 舞台の段差を物ともせずに駆け上がって来ます,高い身長・長い足で。 演奏会には随分来ていますが、あんなに元気よく出てくる演奏者は初めてです。 お隣のご婦人と「若さですねぇ」とちょっと羨望の目。 演奏も若さ爆発。 アンコールで弾いた曲、あれっ誰の曲?んん?と休憩中に確かめに行ったら、なんと自作でした。 

思ったより、暖かい冬の夜。 雨も上がり空には満月に近いお月様が顔を出していました。 今年の演奏会は多分、これで終わりです。 



十二月大歌舞伎・昼の部 @ 歌舞伎座 12月8日
12/09/2019, 10:54 pm
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たぬき
村松風二人汐汲
壇浦兜軍記
 阿古屋

「たぬき」 前回は「三津五郎」の金兵衛。 今回は「中車」 なんか舞台の進行がちょっとチグハグな感。なんでなのかしら。 まだ1週間だから・・。

謡曲「松風」を素材にした舞踊「汐汲」。これで 能、舞踊、オペラ 全ての「松風」を観ることができました。 それとも、まだあるのでしょうか。

今日の「阿古屋」は 玉三郎。流石に美しい。 去年は梅枝の「阿古屋」。児太郎も観てみたい。
ところで、功一って・・? 調べたら坂東功一。 玉三郎の弟子なのね。 二枚目、良い男です。



N響定期演奏会 @ NHKホール 12月7日
12/08/2019, 11:15 pm
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指揮: ディエコ・マテウス
ヴァイオリン: ニキータ・ボリソグレブスキー
コンサートマスター: ヴェスコ・エシュケナージ

メンデルスゾーン
 「夏の夜の夢」序曲 作品21
グラズノフ
 ヴァイオリン協奏曲 イ短調 作品82
ベルリオーズ
 幻想交響曲 作品14

見事、睡魔に襲われ撃沈。 大好きな幻想交響曲は子守唄に。zzzzzzz



文楽 @ 国立小劇場 12月5日
12/07/2019, 10:16 pm
Filed under: 文楽・歌舞伎

一谷嫩軍記
  陣門の段
  須磨浦の段
  組討の段
  熊谷桜の段
  熊谷陣屋の段

熊谷直実、相模、藤の局は前半、後半のダブルキャスト。 久しぶりにお会いしたYさんは、千秋楽にまた観に来られると。 直実、前半は吉田玉志。 よかったです。  
熊谷陣屋 浄瑠璃は 織太夫・燕三、靖太夫・錦糸。 

次回は2月。 嫌いな三部公演です。 



文楽鑑賞教室  @ 国立小劇場 12月5日
12/07/2019, 9:37 pm
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伊達娘恋緋鹿子
 火の見櫓の段
平家女護島
 鬼界ヶ島の段

ちょっと遅れてしまったので、「火の見櫓」には間に合わず、解説と「鬼界ヶ島」だけ。 
鑑賞教室の解説。 義太夫・三味線、そして人形の手足・顔の動き観客の学生たちは拍手喝采です。
「鬼界ヶ島」は玉男の俊寛と勘十郎の千鳥。 ふと先代の玉男・簑助コンビを思い出していました。

この日はBプロ。 文字久太夫改め藤太夫。 ちょうど席は床の下。 大汗をかいての藤太夫の熱演でした。  文字久さん、襲名ではなく改名なので披露なし。 

Aプロは呂勢太夫が病気休演で、千歳太夫が代役でした。 ちょっと心配です。



能 定期公演 @ 国立能楽堂 12月4日
12/05/2019, 10:43 pm
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狂言 和泉流
業平餅

能 金春流
恋重荷

「業平餅」では 万作の孫 三藤なつ葉ちゃん(5歳)も出演。 

「恋重荷」 こんなタイトルがお能にあるとは思いませんでした。
しかも、卑しい身分の老人が若い女御に恋をして、到底持ち上がらないような重荷を持てたらもう一度会ってあげる、と言われ、喜んだ老人。 でも中身は持ち上げようとしても持ち上がらないほどの重い岩。 なぶられたと気づいた老人は「憤死」 これがすごいですよね。「憤死」って。そのあと悪霊として女御に祟るけれど最後には女御の守護神になるというお話。 能初心者には楽しめた時間でした。