窓辺の風景 


『フィレンツェの悲劇』『ジャンニ・スキッキ』 @ 新国立劇場 4月17日
04/20/2019, 1:15 am
Filed under: オペラ

指揮: 沼尻竜典
演出: 粟国 淳

管弦楽: 東京フィルハーモニー交響楽団

「フィレンツェの悲劇」
グィード・バルディ:   ヴゼヴォロド・グリヴノフ
シモーネ:        セルゲイ’レイフェルクス
ビアンカ:        斎藤純子

「ジャンニ・スキッキ」
ジャンニ・スキッキ:   カルロス・アルバレス
ラウレッタ:       砂川涼子
ツィータ:        寺谷千枝子
リヌッチョ:       村上敏明
ネッラ:         針生美智子
ゲラルディーノ:     吉原圭子
ベット・ディ・シーニャ: 志村文彦
シモーネ:        大塚博章
マルコ:         吉川健一
チェスカ:        中島郁子
スピネッロッチョ先生:  鹿野由之
アマンティオ・ディ・ニコーラオ: 大久保光哉
ピネッリーノ:      松中哲平
グッチョ:        水野秀樹
ブォーゾ:        有岡蔵人

ラウレッタの砂川涼子さん、素晴らしい。 次の出演は・・・あれれれれれ トッーランドット、7月の21日だけ・・・残念です。



東京春音楽祭『さまよえるオランダ人』@東京文化会館 4月7日
04/09/2019, 5:19 pm
Filed under: オペラ

「さまよえるオランダ人」

指揮: ダーヴィト・アフカム

オランダ人(バス・バリトン): ブリン・ターフェル
ダーラント(バス): イェンス=エリック・オースボー
ゼンタ(ソプラノ): リカルダ・メルベート
エリック(テノール): ペーター・ザイフェルト
マリー(メゾ・ソプラノ): アウラ・ ツワロフスカ
舵手(テノール): コスミン・イフリム
管弦楽: NHK交響楽団
合唱: 東京オペラシンガーズ
合唱指揮: トーマス・ラング

毎回思うこと、チケットを2日分取っておけばよかった、と。
オケはN響、コンマスはキュッヒルさん。

今回のキャスト、それぞれ素晴らしい。あの文化会館の大ホールに声が響き渡ります。 ゼンタとオランダ人が手を取り合って舞台袖に入って行くときには思わず涙が・・。

・・・やっぱりいらないな、後ろの映像。・・ 



文楽鑑賞教室Bプロ@国立劇場小劇場 12月11日
12/12/2018, 3:04 pm
Filed under: 文楽・歌舞伎

  またやってしまいましいた。 2時半開演だと思ってゆっくりしていたら、2時開演。 慌てて会場に飛び込んだものの「団子売り」は終わった後。 一年に1度くらいはやってしまいます。 開演時間や会場を間違えたり、違う公演のチケットを持って行ったり。 指差し確認が必要なようです。

菅原伝授手習鑑
 寺入りの段    豊竹咲寿太夫・鶴澤友之助
 寺子屋の段    前 豊竹呂太夫・鶴澤燕三
          後 豊竹芳穂太夫・鶴澤清志郎

  鑑賞教室は若い学生で一杯です。 興味を持って観ている子。寝ている子。それぞれです。 
  寺小屋の段、終わって後ろの席の男の子、「こんなので殺されてはたまらないよなぁ。」と。 確かに!と大人の立場から観ていた私には、殺される子供の立場を考えたこと、ありませんでした。 思わず後ろを見て頷いてしまいました。 
 



東京シティフィル定期演奏会@オペラシティ 8月29日
07/30/2021, 7:30 pm
Filed under: コンサート

指揮: 下野竜也

ピアノ: 小山実稚恵

コンサートマスター: 荒井英治

バーバー: 弦楽のためのアダージョ 作品11

バーバー: 交響曲第1番 作品9

伊福部昭: ピアノと管弦楽のための協奏風交響曲

バーバーの交響曲も伊福部の曲も初めてです。 興味津々。 

いやぁ、ピアノの小山実稚恵さん、素晴らしい。 これは左側の席でピアニストの指を見ていたかった。 最後のこれでもかこれでもかのグリッサンド祭り、聴きながら思わず笑いが込み上げてきます。 

バーバーと伊福部、なんの繋がり?と思いつつステージを見ていると、楽器構成がとても似ています。 普段はあまり登場しない バスクラリネット、コントラファゴットが登場しています。  きっとプログラムの曲と曲の繋がりを指揮者は頭をひねって考えるのでしょうね。

帰りはもちろん「ゴジラ」のテーマを口ずさみながら。



東フィル定期演奏会@オペラシティ 7月1日
07/01/2021, 11:02 pm
Filed under: コンサート

指揮: チョン・ミョンフン

コンサートマスター: 三浦章宏

ブラームス: 交響曲第1番 ハ短調 op.68

ブラームス: 交響曲第2番 ニ長調 op.73

チョン・ミョンフン、おかえりなさい!!!

確か去年2月の「カルメン」以来です。 1年半近く、長かった。

第1番が始まり、第2楽章、始める前にチョン・ミョンフンが何か合図をしています。 三浦さんのソロが始まってハタと気が付きました。 あの指でビブラートらしい合図がソロのことを表していたのではないかと。 美しいヴァイオリンソロに加え、オーボエにフルート、木管セクションも素晴らしい。   

第2番、第1楽章のヴィオラとチェロのトゥッティ、2楽章のホルンのソロ、最高でした。  チョン・ミョンフンも何て楽しそうなのでしょう。  

9月のブラームスの交響曲第3番、第4番。楽しみです。 



能楽堂定例公演 5月12日
05/13/2021, 1:49 pm
Filed under: 能・狂言

狂言・和泉流

孫聟

能・喜多流

六浦

なんといっても 「孫聟」の野村 萬、91歳。 すごいの一言です。 本当にお爺ちゃまのご様子ですが、きっと普段はスタスタと歩いているのでしょう。 嫌味ではない地獄耳のような祖父(おおじ)。 ちょっとほのぼのとします。

能の「六浦、」後シテの深いグリーンに金色の楓があしらってある衣装が、まるで能楽堂のお庭の新緑鮮やかな「楓」を模しているようです。 能衣装を見ると、日本の織物の素晴らしさをとても感じます。                                       

中庭の「萩」はもう背丈ほどの高さになりました。 7月頃には咲き始めるのでしょう。毎月中庭を見るのも楽しみの一つです。

今日はダブルヘッダーです。 アリナミンVかな。



東フィル定期演奏会@オペラシティ 5月12日
05/13/2021, 1:48 pm
Filed under: コンサート

指揮: アンドレア・バッティストーニ

バンドネオン:小松亮太、北村 聡

ピアソラ: シンフォニア・ブエノスアイレス op.15 (日本初演)

*アンコール(バンドネオン):カルロス・ガルデル(アストル・ピアソラ編曲):想いの届く日

プロコフィエフ:バレエ音楽『ロミオとジュリエット』

オペラシティの改修工事が終わり、久しぶりのコンサートです。 改修工事中にコロナが収束しているのでは、と思ったのは甘い考えでした。 いくつかの演奏会は中止ですが、東フィルは感染対策をして予定通り開催。 一年ぶりにお隣さんに会えるのを楽しみに行ったのですが、お隣さんも、そのお隣さんもやはり姿が見えません。演奏会は楽しかったけれど、お喋りができないのが少し寂しいかな。

 ピアソラの『シンフォニエッタブエノスアイレス』 ピアソラのイメージを刷新。今までの「タンゴ」はいったいどこへ、というくらいに驚きました。 日本初演もなんか納得です。 2台のバンドネオンの音色もPAを使っていますがうまくマッチしています。 クラのアレッサンドロ・べヴェラリ大活躍。

 後半はプロコ。 バッティストーニの指揮、そして東フィル、これでもか、というほどの熱演。音楽の波に思わず落涙。 やっぱり演奏会は素晴らしい。「ロミ・ジュリ」最高でした。

 そうそう、バッティストーニがすごく痩せていたのに驚きました。 10キロくらいダイエットしたのではないかしら。 キリリと締まっていました。



「マクベス」 @ 文化会館 4月21日
04/23/2021, 1:30 pm
Filed under: コンサート

指揮: リッカルド・ムーティ

マクベス(バリトン):ルカ・ミケレッティ

バンコ(バス):リッカルド・ザネッラート

マクベス夫人(ソプラノ):アナスタシア・バルトリ

マクダフ(テノール):芹澤佳通

マルコム(テノール):城 宏憲

侍女(ソプラノ):北原瑠美

医者:畠山 茂

召使い:氷見健一郎

刺客:氷見健一郎

伝令:片山将司

第一の亡霊:片山将司

第二の亡霊:金杉瞳子

第三の亡霊:吉田愼知子

管弦楽:東京春祭オーケストラ

合唱:イタリア・オペラ・アカデミー合唱団

合唱指揮:キハラ良尚

待ちに待ったムーティの「マクベス」 ムーティのゲネプロがストリーミング配信され、どんどん盛り上がってきました。  行くつもりだった公演がどんどんキャンセルになり、今年の「春祭」最後の演奏会です。  

コンサートマスターは読響の長原さん。 えっ ティンパニ 誰?すごい、うまい。 管楽器、うまい!!このオケすごい。  常設のオケにならないかしら。

心の中でぶつぶつと呟きながら、この素晴らしさを引き出すムーティのすごさに感激です。 今年1番のコンサート、会場は皆スタンディング・オーベーションで拍手が止みません。    コロナ禍、ムーティが来日できたのも奇跡なら、演奏会が無事に開催されたのも奇跡のようです。    それにしてもゲネプロからの精力的なムーティ、一体あのエネルギーはどこから来るのでしょう。 来年もムーティが元気に来日してくれること、今から心待ちにしています。



舞姫と牧神たちの午後 2021 @ 新国立劇場 3月27日 
03/28/2021, 2:06 pm
Filed under: バレエ

「舞姫と牧神たちの午後 2021」 

Danae

【出演】木村優里&渡邊峻郁
【振付】貝川鐵夫
【音楽】ヨハン・セバスティアン・バッハ

かそけし

【出演】酒井はな&森山未來

【演出・振付】島地保武

【音楽・演奏】藤元高輝(gt.)

Butterfly

【出演】五月女遥&渡邊拓朗 
【構成・演出】平山素子

【振付】平山素子&中川 賢
【音楽】マイケル・ナイマン、落合敏行

極地の空

【出演・振付】加賀谷 香&吉﨑裕哉

【音楽・演奏】坂出雅海

Let’s Do It!

【出演・振付】山田うん&川合ロン

【音楽】ルイ・アームストロング ほか

「A Picture of You Falling」より

【出演】湯浅永麻&小㞍健太
【振付】クリスタル・パイト
【音楽】オーウェン・ベルトン

新国立小劇場。 「Butterfly」はダブルキャスト。 今日、明日のソワレは 池田理沙子&奥村康祐です。両方観たかったのですが、今回は 五月女遥&渡邊拓朗 の出演です。 この平山素子・中川賢の振り付け・構成演出はなかなか楽しめました。  

今回の私の一押しは 「Let’s Do It!」。  山田うん&川合ロン の作品です。とても楽しめました。 Let’s Do It!の言葉の響き。サッチモのあの「だみ声」とあった踊り。 

Let’s Do It , Let’s Fall in Love    素敵でした。



能 企画公演 復興と文化 @ 能楽堂 3月26日
03/27/2021, 11:07 am
Filed under: 能・狂言

復興と文化

新作狂言  維盛(これもり) 昭和60年茂山狂言会初演

復興能 名取ノ老女

 狂言は 平家の落人三位の中将維盛のお話。  源氏の世の中になって、平家の落人の追求が始まります。  そんな中、維盛が立ち寄った茶屋で、戰のために愛する妻子と別れなければならなかったことなどを語り、家族を失い家を焼かれた茶屋の主人共々、戦争を憎むお話を狂言にしたものです。

 最近何故か「平家」づいています。  熊谷陣屋は一ノ谷の合戦の時、源氏方の熊谷次郎直実が自分の息子を殺し、平敦盛を助ける話です。 まずここで平敦盛。  「子午線の祀り」はまさしく平家の物語。 知盛のお話です。  こうなると今年は「平家物語」を読むことに・・・わかりません。

「名取ノ老女」

 今日はすごい風、コロナ予防で開け放してあると思われる鏡の間、揚幕は大きく煽られています。 その揚幕の向こうからは、笛だけでなく鼓の音も聞こえてきます。

 名取ノ老女は女性能楽師 鵜沢久氏です。  名取ノ老女が法楽の舞を踊ると護法善神が現れますが、この護法善神が若い。まぁ見事な青年でした。

東北にまで熊野信仰が広まっていたのか、と驚いてしまいします。 中世の人たちの行動半径は結構広かったようです。 

東日本大震災の鎮魂を込めて復曲された「名取の老女」、老女の他に孫娘の登場でいろいろなものの継承を表しているのでしょうか。   

 来月は女性能楽師の公演がありますが、どんどん女性が活躍して欲しいものです。 



能・定例公演 @ 能楽堂 3月19日
03/21/2021, 11:32 pm
Filed under:

いつものようにギリギリに能楽堂に飛び込むと、あら、なんかおかしい。 だぁれもロビーにいないというかいつもの係の人たちもあっちを向いている。 兎にも角にもと会場に入ると、れれっ何故??「狂言」はどこにいった、とここで気づきました。 開演が1時間早くなっていたのです。 あちゃと思ったものの もう「景清のむすめ」まで登場。何回もチケットは確認で見たのですが、思い込みは恐ろしいです。 金曜日は”6時半”が刷り込まれていたのです。 コンサートは時間が早くなることがないので、なおさら気づかなかったのでしょうけれど。つくづくと「脳」は思い込むことを痛感。

能 観世流 景清

悪七兵衛景清の屋島の戦いを表す様は、それまで落ちぶれた老人だったのが一変します。そして、娘、人丸との見えない目で追っている別れ。 本当はどんな人だったのでしょうね。 

歌舞伎・文楽いろいろな場面で「景清」の名前はよく聞きます。 景清、と聞くとつい思い出してしまうのが「阿古屋」です。 「阿古屋」が責められるのも景清の行方を知っているかどうかです。このことを玉三郎が話していましたっけ。 



ワルキューレ @ 新国立劇場 3月17日
03/18/2021, 11:29 pm
Filed under: オペラ

コロナ禍の中、新国立劇場は頑張っています。 今回もワルキューレ開催です。 

今年のワグナー祭り 「タンホイザー」「ワルキューレ」「パルジファル」 の2番目までは無事漕ぎ着けました。

指揮:大野和士

原演出:ゲッツ・フリードリヒ

美術・衣装:ゴットフリート・ピルツ

照明:キンモ・ルスケラ

再演演出:澤田康子

舞台監督:村田健輔

管弦楽 : 東京交響楽団

ジークムント:村上敏明(第1幕)、秋谷直之(第2幕)

フンディング:長谷川 顯

ヴォータン:ミヒャエル・クプファー=ラデツキー

ジークリンデ:小林厚子

ブリュンヒルデ:池田香織

フリッカ:藤村実穂子

ゲルヒルデ:佐藤路子

オルトリンデ:増田 のり子

ヴァルトラウテ:増田弥生

シュヴェルトライテ:中島郁子

ヘルムヴィーゲ:平井香織

ジークルーネ:小泉詠子

グリムゲルデ:金子美香

ロスヴァイセ:田村 由貴絵

今回は 大野和士さんがyoutubeで説明していますが アッバス版という オケは多少の縮小サイズになっているようですが、ほとんど気になりませんでした。 というかこれで十分だったかも。  

それにしてもジークムントを二人で分けるというのはよく考えたものです。 歌舞伎の通し狂言だと、あれ、さっきの義経と違うよね、あれ力弥も顔が違う・・・なんてこともよくありますけど。

ただ一人、予定通りは藤村実穂子さん。 もう慣れている「フリッカ」見事でした。 ブリュンヒンデ、池田香織さんも素晴らしかった。 今回はとても気合が入っていたので4時間が短く感じるほど。さぁ、残すところは「パルジファル」。 神に祈るしかありません。



時今也桔梗旗揚 @ 国立劇場 3月16日
03/18/2021, 4:19 pm
Filed under: 文楽・歌舞伎

入門歌舞伎の”明智光秀”

片岡亀蔵

鶴屋南北 作

中村吉右衛門 監修

時今也桔梗旗揚

武智光秀 尾上菊之助

小田春水 坂東彦三郎

秀光妻皐月 中村梅枝

森蘭丸 中村萬太郎

光秀妹桔梗 坂東新伍

森力丸 中村鷹之資

山口玄蕃 中村吉之丞

住職日和上人 片岡亀蔵

連歌師宇野丈巴 河原崎権十郎

安田作兵衛 中村又五郎

国立劇場の前のお庭の黒侘助や雪柳は満開、桜もちらほらと咲き始めていました。 あと一週間もすれば桜も満開でしょう。 

最初に亀蔵の”明智光秀”入門があるのでわかりやすいです。 明智の「水色桔梗の家紋」の話を聞いて、あの当時の染物の草木染めで水色って何で染めたのかしら、と帰ってから調べると藍の生葉で綺麗な水色が染まるようです。  確かに「藍染」に使う「藍」は発酵させてから何度も浸けて色を出すようです。

昨年3月は菊之助の「義経千本桜」上演のはずだったけ、なんて思いながらの観劇です。  今回は吉右衛門にも実際にお稽古をしてもらった、と歌舞伎公演ニュースにも書いてありましたが、花道でのちょっとした仕草、科白が吉右衛門そっくりです。  でも、私は世話物も観たいな。